生徒さんを募集していた「箕面・花とみどりの学校」(運営委員長・甲角(こうすみ)裕子さん)は、このほど応募が定員に達し募集を終了。
この2/23(土)から「みのお市民活動センター」などを会場に、第3期「園芸基礎コース」がスタート。
11月下旬からの募集はちらし(3千枚)を配布するなど進めましたが、年末年始を挟んだことなどから応募があまり進まず・・。
そこで年明けから取組を強化、幸いにも1月後半から応募が伸び出し定員オーバーへ(33人)。
大きく伸びたのは、年明けからの主に3つの理由から・・(推定)。
① 関係者がPR・働きかけを強化。
② ちらしを増刷(1千枚)し、市内家庭にポスティング(一部地域で・・)。
③ 新聞社などに働きかけた結果、「朝日」などが紹介してくれた。
①をベースに、②③で1月後半以降に十数人の応募に結びついた・・とみられます。
今年度、「NPO花とみどり」などが目指す“反転・攻勢(従来の行政助成の依存からの脱却)”の取組の中心の一つが、新たな人材育成を目指す第3期「花とみどりの学校」の自力スタートへのチャレンジ(今回の「基礎コース」は助成金を受けず・・)。
おかげさまで、各方面の応援で「花とみどりの学校」の継続・発展へ・・。
応援&応募していただいた皆さまに、心から感謝します。
(NPO花とみどり&箕面・花とみどりの学校運営委員会)
この2/24(日)に、箕面の春のスタートを告げる「箕川(みのかわ)・梅まつり」が開催されます。
主催は、住民組織「箕川・水とみどりの会」。
箕川は、箕面市の東部の帝釈寺のそばを流れるやや小さな川・・・。
「箕川・水とみどりの会」が、長年、河川管理者の府(池田土木事務所)のアダプト・リバー制度に基づき河川の清掃や草刈り、ホタルの保護、沿川緑花などに取り組み、12年前に住民に記念植樹を呼びかけ、川沿いに梅140本を植えお世話を・・。
当日 お天気に恵まれれば、のどかな川沿いを梅の花を観賞しつつ、梅1本ずつの記念プレートに込められた人々の想いに触れつつ・・、散策が楽めるでしょう。
当日は川沿いの小公園「外院の里 西遊園」で、甘酒がふるまわれます(先着100人)。
◆ 箕川・2019 梅まつり ◆
日時:2/24(日) 午前10時~11時半 雨天中止
場所:箕川の川沿い一帯(帝釈寺~国道171号付近。約800m)
メイン会場=「外院の里 西遊園」(箕面市粟生外院(あおげいん)3丁目1付近)
内容:川沿いの梅並木の散策。メイン会場で、甘酒提供(先着100人)。 無料
主催:箕川・水とみどりの会
連絡先・杉原☎072-729-7165
協力:NPO花とみどり・箕面ホタルを守る会
参考:観梅ウィーク=2/17(日)~27(水)
【梅まつり会場へのアクセス】
《バス:北(山麓線)から》
山麓線の阪急バス「外院」下車。
山麓線を東へ進み次の信号「帝釈寺北」を南下、お寺を過ぎた先の信号=「河原橋」から箕川沿いに南東へ。150m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
《バス:南(国道171号)から》
国道171号の阪急バス「新家(しんけ)」又は「小野原西」下車。
国道を東又は西へ進み次の信号「粟生新家」を北へすぐの箕川の「里の橋」から川沿いに東岸を北上。500m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
《車》
北=山麓線の信号「帝釈寺北」を南下
南=国道171号の信号「勝尾寺口」を北上
(駐車場=図参照。共に入口は南側)
Ⓟ *1:1時間・200円(昼間最大400円。4台)
Ⓟ *2:24時間・350円(約10台)
(NPO花とみどり 事務局)
「朝日」(12/21付)によると、静岡県の掛川西高 自然科学部の2人が、空気中の「環境DNA」を調べて鳥類の調査を試み、このほどコンテスト「第16回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社等主催)で「文部科学大臣賞」を受賞。
こうした「空中環境DNA」調査は、世界初ではないかといいます。
動物園のフクロウの羽毛で、テストするなどいろいろ試行錯誤。
山林の大気をポンプで吸い込み微粒子を補足・解析し、フクロウやアオバズクなどのDNAの検出に成功したといいます。
また、同紙(「朝日」)によると、県立岐阜高校が同じコンテストで「環境DNA定量解析を用いた生物分布モニタリングの確立~長良川・揖斐川におけるアユと冷水病菌の季節的相互関係を探る~」を発表し受賞(荏原製作所賞)しています。
【コメント】広範な成果の可能性
「環境DNA」調査は「誕生してわずか10年の技術」(京都大学フィールド科学教育研究センター益田玲爾准教授)ながら、広範な成果に結びつく可能性があるようです。
しかも、高校生が取り組み出しており、一般向け技術としても注目されます。
(NPO花とみどり 事務局)
水中などに散らばる「環境DNA」を集め解析し生息する生きものの全体像を一網打尽的にキャッチするという最先端の科学調査の体験会が、高校生の手でしかも小学生以下も対象にするユニークなスタイルで、このほど箕面で開かれました(12/22)。
(注)DNA=デオキシリボ核酸の略。この核酸は生物の遺伝にかかわり、「遺伝暗号」といわれる4種類の塩基(一言でいうと、水に溶けるとアルカリ性を示す物質)を含みます(たった4種類。でもその組み合わせは、実に多種多様・・)。
開催は、箕面・萱野にある「らいとぴあ21(市立人権文化センター)」が行う“まなびカフェ”。
企画・運営は、大阪高等学校(学校法人大阪学園:大阪市東淀川区)の「科学探究部」の生徒たち。
白衣に「正装」した高校生たちの「DNA・・・」などとのレクチャーで、スタート。
続いてみんなで近くの千里川へ向かい、橋の上から採水。
採水作業は、ヒトのDNAが混ざらないようにビニール手袋をはめるなど厳密に・・。
川の水には、魚などの糞・粘膜などの破片が・・。
それらの破片のDNAを集めるため、室内へ戻って採水を吸引器を使い白い濾紙(ろし)にDNAをこし取ります。
この濾紙を冷やした状態で大学などの研究機関へ送り、DNA解析を依頼。
解析作業は研究機関で行い、体験できないので・・。
高校近くの川の以前の採水の解析データを使って、パソコン作業へ・・。
CACCG・・などとの遺伝子情報(塩基配列)が並ぶデータをマウスにコピーし、パソコンで全国的な生物遺伝子データベース(データの集積ブック)と照合。
照合の結果、遺伝子情報に対応した個々の魚などの生物の学名が判明。
↓
さらにこの学名をインターネットの検索にかけると、魚の和名や解説が・・。
小さな子供たちもマウスを手に 「あっ、これはグーグルだ!」などと叫びながら、パソコン操作に夢中・・。
終了後、小学3&6年生兄弟に「分かった?」とたずねると、「うん」とうなずきました。
高度な情報の時代・科学の時代、今の子供たちのパソコンや科学の知識はかなり進んでいるのかもしれません。
今回の千里川の調査結果は、今後、箕面で何らかの形で公表される見込みです。
なお、同校の「科学探究部」は、「環境DNA学会(2018年設立)」の「第1回東京大会(同年9月)」に参加するなど活躍しています。
この体験会に参加した箕面の「生きもの会議(生物多様性会議)」代表の石田達郎さん(高校の理科の先生)は、「環境DNA」の可能性について、こう語っています。
「・・川や池の水を分析するだけで、そこに棲んでいる生きものの種類や、ある程度の数量までわかるというもので、実際にやってみると『ハクレン』が『44%』とかわかるんです。・・」
【コメント】期待が大きい「環境DNA」調査
新しい「環境DNA」調査は水中・土中・空中に及ぶとともに、従来からの多くの労力を必要とする直接的な観察・捕獲などの調査に比べ、間接情報ながら効率よくまた野生生物への影響や犠牲がほとんどない形で、生息生物の情報を把握できるようです。
今後の可能性は大きいと、期待されます。
(NPO花とみどり 事務局)
★ 市民が「学校」を開校 ★
市民組織「箕面・花とみどりの学校 運営委員会」(甲角(こうすみ)裕子委員長)は、このほど第3期の「園芸(初級)基礎コース」の開講を決め、生徒さんの募集を開始。
この間、市の助成打ち切りで苦境に立ったのですが、運営委員会は約1年間話し合い、“花とみどりの街づくり”を進める上での人材育成の重要性を再確認。
様々な工夫や費用の緊縮、授業内容のレベルアップに努め、市民の手で再び来年2月から開講します。
この「学校」は“美しい花とみどりの街づくり”を目指し2014年9月にスタート。 2017年12月までの3年間余で、箕面市民を中心に約60人(第1期・第2期合計)の卒業生を送り出しました。
★ 授業内容をより一層アップ ★
11月下旬からの申込みの第1号は、ナント!卒業生(第2期生)のKさん。「もう一度勉強したい」と再入学。
運営委員会は、心から歓迎!。
でも・・「前より進歩した授業にしなくちゃ・・」と、気を引き締め中。
新しく始まる「学校」の方針です。
① 講師間の議論などを通じ、授業の質をより一層アップ。
② 個々の園芸情報が容易に手に入るインターネット時代を考え、細切れ情報を貫く基本的なことがらや、ネットでは学べない体験による「実習」などを重視。
例えば、花株を長持ちさせる「夏越し・冬越し対策」、花柄摘み(はながらつみ)などお花を次々と咲かせる「お花のメンテナンス(手入れ)」などの講義。
講師は、園芸店経営の経験を持つ園芸専門家をはじめ、園芸農家・グリーンアドバイザーなどのベテランが担当。
また、家庭や公園の広い花壇を効率的・効果的にお花で飾る近代的な園芸技術である「タネから→苗を育て→花壇に定植」方法などを系統的に実習。
さらに、土ダンゴに数種類のタネを練り込んで植える、少しオモシロイ新技術「たねダンゴ」づくりにも、チャレンジOK(課外授業)。
このように「学校」では、多様なことがらを「講義」+「実習」で身につくように楽しく学べるようにしようとしています。
★ 卒業生に期待されるー3つの“緑花” ★
この「学校」では、卒業生に“花とみどりの街”づくりへ向けて、次の3分野での“緑花”活動を期待。
① 家庭内緑花(私的緑花)
② 公共空間緑花(公益的緑花)
③(①②が重なる)公民境界緑花(敷き際緑花=私的緑花の公益化)
順番に、みてみましょう。
《家庭内緑花》・・外から見えない住宅のお庭・ベランダなどの緑花。
生徒さんは、まずこれを「やろう」と意気込んでおられるでしょう。
卒業生の中には、お庭いっぱいにお花を咲かせる方も・・。
《公共空間緑花》・・公園・道路などの緑花。
卒業生のうち延べ約20人(重複を整理すると十数人。卒業生全体への比率は20~30%)が、この「公共空間緑花」活動に参加。
この貴重な比率が、さらに高まることが期待されます。
《公民境界緑花》・・住宅やお店などの道路に面した場での緑花。
これは《家庭緑花》が、自ずと《公共空間緑花》になる一石二鳥の方法。
道に面した 玄関周り・ベランダ・窓辺・垣根・空き地・田園 などの“緑花”。
この“緑花”は、《家庭内緑花》の延長線上にあり取り組みやすく、また道行く人々を楽しませ街を魅力アップする公益的な高い効果を発揮。
卒業生にも、自宅前スペース(オープン外構)でデザインされた質の高いお花飾りを生み出す例が出ています。
これらのモデル的な《公民境界緑花》は、周囲のお宅にも広がっていくようです。
次の写真は、《公民境界緑花》の優れた例です。
卒業生の皆さんが条件に合わせ“緑花”に取り組み、“花とみどりのすばらしい家庭や街づくり”を進めるなら、きっと生徒(卒業生)さんの《生きがい》や他の人々との《コミュニティ》にもつながるでしょう。
お花と街を愛する方々の「花とみどりの学校」への応募が期待されます。
◆ 第3期「花とみどりの学校」生徒さん募集 ◆
▽学校開催時期:2019年2月~7月
月1回の授業(土曜日午後1時半~4時半)& 課外授業2回
(開催日時は、下記の「カリキュラム」参照)
▽場所:かやの中央付近の施設(室内)&公園
▽内容:園芸基礎(初級)コース(講義・実習)
▽受講料:4千円(全体授業料。但し、寄せ植えなどの材料費別)
▽対象:どなたでも(高校生以上)
▽定員:30人(2月20日締切り。但し、先着順で定員になり次第締切り)
▽主催:花とみどりの学校運営委員会、共催:NPO花とみどり、
協力:みのお園芸ファーム、たねダンゴ実行委員会
▽申込み方法:氏名・住所・電話番号・Eメールアドレス(あれば)を示して申込み。(様式自由)
▽申込み先:「花とみどりの学校運営委員会」&「NPO花とみどり」事務局へ
次の方法でご連絡ください。
H P :このHPの「花とみどりの学校」欄(その末尾に、申込み「フォーム」)
電 話:090ー4901ー6693
Eメール:hana.midori.minoh★gmail.com(通信時は、★を@(半角)に)
FAX:072-722ー2981
郵 便:〒562-0013箕面市坊島4-5-20 みのお市民活動センター内
※ なお、今後、資金面の見通しがつけば、来年の秋以降に「中級コース」開校や、“花とみどりの楽習バスツアー”(修学旅行=日帰り=一般公開行事)を予定。
※ 「学校」生徒さん募集ちらしは、このHPの「花とみどりの学校」欄からダウンロードできます。
【コメント】~多くの市民へのPRを~
「花とみどりの学校」の再開・継続は、現在、「NPO花とみどり」などが呼びかける“花とみどりの街づくり”への“反転攻勢”の一環でもあります。
ぜひ多くの市民の方々にこの「学校」を知ってもらうことが、期待されます。
(箕面・花とみどりの学校 & NPO花とみどり 事務局)
「NPO花とみどり」は、この半年間の諸活動をピックアップした『花とみどりの“にゅーすれたー”(ニュースレター)第3号』を発行(10/23。カラーA4版2ページ)。
ここでは、各記事の「見出し」「サマリー(概要)」「(現時点での)追加情報」「写真」をコンパクトにまとめ、いわば“グラビア版”としてご紹介します。
※ このHPの『にゅーす れたー』ページに、データ収録。(ダウンロードOK)。
現物は、みのお市民活動センター(かやの中央)に設置。
■“反転攻勢”へ・・「NPO花とみどり」総会が決意表明
【サマリー】「NPO花とみどり」は、総会(6月)で従来の足踏み状態から今後は「段階的に反転攻勢へ進む」と決議。
【追加情報】現在、理事会で今後の新事業について検討中。
■ 新技法“たねダンゴ”普及へ ~ 西小→万博公園→秋のイベント・・
【サマリー】 「たねダンゴ実行委員会」が、スタート。同委員会がリードし、7~11月に市民向けに延べ6日間の「たねダンゴづくりイベント」を開催。
【追加情報】この間に親ダンゴで計383個(「親」を4分割した子ダンゴでは1,532個)の体験を実施。初年度としては、かなりの成果。
■ スイセン150球を植え付け・・「木戸が池緑地」魅力アップの第一弾
【サマリー】9/30に実施。春の桜などを除くとほとんどお花がない同緑地に、まず少しでも彩りを・・が目的。
【追加情報】既に、芽生えて生育中。
■ 公園の「いらないお花」を 親子が“花飾り”に~『花と話そう』イベント
【サマリー】親子4組とスタッフ8人の計18人が参加(9月末)。公園花壇の季節に応じた切り替えにより、いらなくなるお花を使い美しいミニ生け花などを作りました。
■ 草刈り機 作業中に車の窓ガラス割る事故、安全対策の強化へ
【サマリー】6月初めに「木戸池緑地」でボランティアが草刈り機作業中に、小石を跳ね隣接駐車場の車の窓ガラスを割る事故が発生。
同緑地を自主管理する「公園・緑地魅力アップ委員会」は、「NPO花とみどり」と連携し「安全マニュアル」改訂や、より安全な草刈り機の検討など安全対策強化を検討中。
【追加情報】10月下旬の市の草刈り機の「安全講習会」には、メンバー5人が参加。
■ 3期『花とみどりの学校』開校へー生徒さん募集開始
【サマリー】「花とみどりの学校」では、来年2月から第3期の開講を決定。
【追加情報】このほどちらしやポスターができ、募集を開始。
■ 市議会ー阪大箕面キャンパス跡地の公園利用などを議論
【サマリー】9月議会で、阪大箕面キャンパス移転後の跡地(粟生間谷東)の一部を「花とみどりあふれる公園やみどりの街づくりの拠点」にしてはどうかとの提案があり(神代繁近(かみしろ・しげちか)議員)、市は「検討する」と返事。
(NPO花とみどり 事務局)
今年のNPOフェスタ(10/28)の「花とみどりのマルシェ(市場)」に、今年から“花とみどりのハロウィーン”がデビュー!
9月の花育イベント「花と話そう」に参加したママなどの発案で、実施へ。
この日、仮装してやって来たのは、グランマ・ママ・ドーター(娘)の親子三代の4人。
ささやかながら、華やか & かわいさがあふれるムードで、会場に花を添え新風を吹き込みました。
また、会場のモフモフ着ぐるみたちとも交流。
まさに、「かわいい」✕「かわいい」の相乗効果。
かぼちゃがシンボルの“ハロウィーン”はもともとは秋の収穫祭がらみで、“花とみどり”になじむとみられるお祭り。
でも、「“ハロウィーン”を“花とみどり”でどう展開するか」は悩みどころ・・とりあえずは“花とみどり”のPRを・・。
もちろん、街を花とみどりで覆うことを目指す本来の「花苗配布」や「たねダンゴづくり」体験も、駆けつけたボランティア・スタッフ12人に支えられフル活動・・・。
いただいた募金は、花苗配布249ポットで1万2,810円(花壇をつくろう会の募金360円含む)、たねダンゴづくりは親ダンゴ59個分(子ダンゴ236個)体験で1万1.850円、計2万4,660円でした。
どうもありがとうございました。
【コメント】
箕面では、東部→中部・・へとじわじわ広がる“ハロウィーン”の催し。
今回、中部のかやの中央でも、みのお市民活動センター・キューズモール・イオンなどで少しずつ関連の催しや商品販売が行われ、いずれもささやかながら今後は広がりそうな気配・・。
来年のNPOフェスタ「花とみどりのマルシェ」での“ハロウィーン”がどうなるか?・・楽しみですね。
(NPO花とみどり事務局)
いよいよ秋本番ですね。
10/28(日)「NPOフェスタ」に、従来からの「NPO花とみどり」「みのお園芸ファーム」に加え、初登場の「たねダンゴ実行委員会」が、“花とみどりのマルシェ”としてかやのさんぺい橋にそろって出展(出店)します。
たねから育てたお正月向けの葉ぼたんの苗の配布や、お花いっぱいへの たねダンゴづくり体験を行います(いずれも募金付きで)。
今年は、“花とみどりのハロウィーン”グループも登場(予定)。
これは、9月の花育イベント「花と話そう」に参加したママさんたちの希望「子供にハロウィーンの衣装を着せて楽ませたい」を受け、同イベントをコーディネートした福富さんが再びお世話されます。
とりあえずは、テスト的にハロウィーン衣装の親子が何組か「NPOフェスタ」の会場にやって来る予定です。(お昼前後ぐらい。小さな子供さんたちなので短時間・・)
ハロウィーンは、シンボルのかぼちゃが示すように秋の収穫祭がからんだ行事(みどり関連)であり、「NPO花とみどり」は以前からこの時期にちなんだ行事として注目・・、今後の発展可能性も見込んで応援へ・・。
皆さん、ボランティア・スタッフとして、又は参加者としてお越しください。
★「NPOフェスタ」★
10/28(日)10時~16時 (雨天決行・荒天中止)
かやの中央「みのお市民活動センター」~「かやのさんぺい橋」一帯
【呼びかけ】
これらのボランティア・スタッフをしていただける方は、9時・10時・13時などに会場へお越しください。
★9時:みのお市民活動センター前集合 → 設営開始(さんぺい橋東詰)
★10時:催し開始
★13時ごろ:スタッフ交代(半日の方)
★16時:催し終了
(連絡先:NPO花とみどり)
Eメール: hana.midori.minoh@gmail.com
電 話:090-4901-6693
(NPO花とみどり 事務局)
箕面・かやの中央地区南部の「木戸が池緑地」を市民組織「公園・緑地魅力アップ委員会(注)」が管理を始めて1年半、魅力アップの具体アクション第1弾としてスイセンの球根約150個を池の周囲の木道沿い斜面のすそに植えました(9/30)。
(注)NPO花とみどりグループの一員。
市の住民による公園の「自主管理制度」に基づき、活動中。
同委員会の「魅力アップチーム」では、地域住民に呼びかけ、この「緑地」の魅力アップのあり方を話し合っていますが、今回、地元の方からのスイセンの球根を寄贈の申し出を受け、議論と並行してテスト的にスイセンを植えることに・・。
「できるだけ、みんなの手で植えよう」と、ちらし約500枚を周辺地域に配布。
植え付けに先だち、同委員会の別グループ「市民草刈り隊」が予定地を草刈り(9/28(金))、準備も万全。
続いてみんなで植え付けの手はずだったのですが・・、予定の9/30(日)は台風来襲を控えマスコミなど世間は厳重警戒モード。
TVは繰り返し「不要不急の外出は控えて」と・・。
こうした中、予定の午前10時に集まったのは5人。
いずれも、「魅力アップチーム」のメンバー(男性3人、女性2人)。
5人は迷いました。
できれば、「もっと多くの住民と共にやりたい」・・。
しかし風もなく薄日も出て、いわば“嵐の前の静けさ”で、台風はどこ吹く風(まぁまぁの天気)・・、しかも台風の近畿上陸の予想はこの日の夜で余裕はありそう(午前中は大丈夫?)・・。
加えて、広報していた1週間後の予備日(10/6)は、雨の予報・・。
植えるのが遅れると気温は下がり、スイセンの生育上、好ましくない・・。
こうした中、「(とりあえず5人そろったし、今しかないでしょっ・・なので)やろう!」と決断!
斜面の予定の区間にシャベルで41個の穴を掘り、穴に腐葉土と肥料を入れ、球根を数個ずつ置き土をかけ、各々の穴に目印の木杭を立てて・・。
おかげさまで、チョッキし予定の2時間で完了!
あれから20日間・・現地を訪れると、スイセンはもう芽吹いてました!
現在、このスイセンを植えたあたりのニックネームを考え中(○○の小道など)。
【コメント】「木戸が池緑地」の魅力アップにどう取り組むかー中間報告ー
「木戸が池緑地」の魅力アップの基本方向は、概ね次の2案を議論中。
【A案】「箕面萱野駅」開設に伴い、広域的な駅前公園として「(主に園芸種などで)花の名所」など広域観光的な性格を強める。シバザクラで覆う案など。
【B案】池などの自然の豊かさを生かし、この「緑地」で当初の目標だったビオトープ公園の復活など、都市内の自然公園的な性格を強める。秋の七草の育成(栽培?)案など。
いずにせよ、市民の憩いの場であるとともに、鉄道経営の健全化・地域活性化などにつながる箕面への逆輸送増に少しでも貢献できれば・・がねらいです。
基本方向未定の中、「具体アクションはまだ早い」との見方もあるかも・・。
しかしスイセンの球根寄贈というチャンスを受けて、テスト的な実施へ・・。
テスト的な実践を通じて、技術的な認識が深まるとともに、周辺住民の関心も高まると期待されます。
《この件へのご意見・ご助言、活動への参加・協力をよろしくお願いします》
(NPO花とみどりグループ「公園・緑地魅力アップ委員会」事務局)
今の季節、公園花壇を葉ぼたんなどの冬花壇へと切り替えるため、夏花壇のお花がいらなくなり、開花中でも、順次、撤去へ・・。
でも撤去されるお花はまだ美しく、「これで“花飾り”を作ろう」・・と、ユニークなイベント「花と話そう」を開催(9/29。主催:みのお園芸ファーム & NPO花とみどり)。
しかし、あいにくの雨で、公園ではなく室内で開催(市民活動センター)。
4組の親子10人が、参加。
うち3組は、昨年に続くリピート参加。この催しは、何か魅力があるよう・・。
スタッフ8人を加え、総勢18人で開催。
雨のため、スタッフがあらかじめ近くの「古井戸公園」(みのお園芸ファーム管理)や「憩いの広場」(市の緑地=花壇をつくろう会管理)の花壇から、お花を摘んできて提供。
この中から、好きなお花などを選んで・・。
子供とママの手で、次々と生け花や花束など“花飾り”が誕生。
机の上にズラリ・・。
ミニ作品ながら、いずれもとても美しく。
珠玉の作品。
イベントは主に子供向け・・、でもたまたまセンターに来ていた参加ママの知人女性の数人がのぞきに来て魅了されたよう・・。
スタッフは、「来年から大人にも、呼びかけてみよう」・・。
「花と話そう」のちらしは、参加のママさんのお一人がデザイン。
ちらしの中のイラストも、子供さんの絵を活用。
そのためもあって、子供さんなどへのフレンドリーさ~あふれるちらしでした。
催しを支えるスタッフのリーダー(福富俊子さん)は、お花飾り+子供心に通じたベテラン、様々な演出が・・。
まずお菓子を用意し、途中で子供たちへのおやつの時間をセット。
“花よりだんご”への気配りも、大切なポイントですね。
また、リーダーの意見で、急遽、B.G.M.も流して・・。
催しでは「参加1組で200円程度の募金を」とやんわり呼びかけたのですが、募金額は500円玉3枚を含むコインでナント3,000円(キッチリ)。
どうも立ち寄った女性なども協力してくれたよう・・。
イベントで美しい“花飾り”に接し~やや高揚した気分・満足感が反映したのかも・・。
皆さん、どうもありがとう!!
いずれにしても、みんなで作り上げるイベントへの発展が期待されていますね。
【コメント】~「花と話そう」の多様なねらい~
催しのねらいは、次のとおり。
① 小さな子供たちへの花育。
② ママたちの癒し(いやし)。
③ 公園花壇の切り替え時に不要になるお花の活用。
④ 公園の魅力アップ(今回は雨で公園へ行けませんでしたが・・)。
③の不要花の活用は、まだごくごく一部・・。
さらなる活用が広がれば、いいですね。
(NPO花とみどり 事務局)
9/22(土)23(日)、万博公園で開かれる「おおさか都市緑化フェア」(府主催)に、「NPO花とみどり・箕面」と同NPOと連携した新組織「たねダンゴ実行委員会」とが『たねダンゴづくり教室』で出展。雨天決行です。
話題の“たねダンゴ”に注目した主催者側からの呼びかけで、今回の出展が実現。
NPO花とみどりが“花育ツール”としての可能性などから本腰を入れようと「たねダンゴ実行委員会」(責任者:上尾正美さん)の立ち上げ準備中だったので、積極的に応じたもの。
「たねダンゴ実行委員会」はこの9月初めに「説明会」を開催、集まったメンバーから9人が登録し「これから系統的に取り組もう」とスタート。
その取組の第1号が、今回の「都市緑化フェア」。
いずれにせよ、“たねダンゴづくり”は全国的にも正式には昨年ぐらいから始まったばかり・・・。
「“たねダンゴづくり”が、実際のお花の開花に結びついているか?」など、いろいろ課題を抱えており、「実行委員会」ではそれらを認識し乗り越えつつ進もうと話し合ってます。
9/22・23の会場は、万博公園の中の自然文化園の中の「お祭り広場(太陽の塔の北側)」で開かれます。(自然文化園は入場料が必要(大人250円など))。
さらに、お祭り広場の南東の角(太陽の塔の北北東あたり)のテントで、“たねダンゴづくり教室”開催(寄付つき=200円でダンゴ4つ)。
同「実行委員会」では、「“たねダンゴ”を作ったら、何とか無事にお花を咲かせてほしい」と、子どもさん向けに振りがなを打った「説明ちらし」をつくりスタッフ(講師)が直接に説明するとともに、体験者全員に手渡すことを準備中。
お祭り広場へのアクセス。
① モノレール利用:「万博記念公園」駅から徒歩約15分。(図の赤ルート)
② 車利用:万博公園外周道路(右回り通行)の東側から入り「日本庭園前駐車場」を利用(有料)。同駐車場から南へすぐ。(図の青ルート)
当日の「都市緑化フェア」では、箕面からを含め約20余の事業者・団体などが出展。
さらに、同一会場で「万博 ママ マルシェ(市場)」が開催(9/21~24)。
大阪の特産物など、おいしい・楽しい催しがいっぱい!
そのため、小さな子どもさんを主なターゲットにした「たねダンゴづくり教室」も賑わうのでは・・との期待も・・。
【P R】
○23日(日)のスタッフ1人(特に午後)を追加募集中。(NPO事務局:090-4901-6693)。
役割:ダンゴづくり指導・受付・呼び込みなど。実費に基づく交通費を補助。
午前10時~午後4時(午後1時頃交代で、半日でもOK)など。
○「たねダンゴ実行委員」募集中。どなたでもOK(但し、講習を受講)
【お詫び】
このブログ記事では、“たねダンゴ”が続き“すみません”。((大坂)なおみさん流・・)
他の話題もあるのですが、主に事務局の都合でこうなってしまいました・・。
(NPO花とみどり 事務局)
「NPO 花とみどり・箕面」は、いま話題の新しいお花の育て方=“たねダンゴ”に注目。それは同NPOが掲げるミッション“花とみどりあふれる街づくり”に、“たねダンゴ”が役立つのではないかとの見方から・・。
まず期待されるのは、比較的に簡単に作れる“たねダンゴ”が子どもを含め多くの人々のお花づくり参加のハードルを下げるだろうという“花育効果”。
次には、“たねダンゴ”の寄せ植え・花束型とも言われる華やかな開花が空き地などで繰り広げられれば、 “お花の街づくり効果” が生まれるでしょう。
同NPOは“たねダンゴ”の作り方・育て方を学ぶ「教室」の展開のため、この夏に専門知識を持つグリーン・アドバイザーをリーダーに「たねダンゴ実行委員会」を立ち上げ、その活動を応援中。
この生まれたての「たねダンゴ実行委員会」は、ボランティア・スタッフを募集中で、そのための「説明会」を9/9(日)に開きます。
“たねダンゴ”自体は子どもでも比較的簡単にできるのですが【下の写真】、植えた後の育て方などをていねいに伝えることが大切とみられます。
そこで、「説明会」を開き、そうした役割を担う“たねダンゴ”スタッフ(補助講師)の希望者を集めようというねらいです【下の表】。
このスタッフは、園芸の素養が少しある人なら、誰でもできるでしょう。
説明会後は、次のイベントで「“たねダンゴ”教室」を開きます。(材料費などの経費がかかり、寄付つきを予定)
❶ 9/22(土)・23(日) 『おおさか都市緑化フェア』 万博公園・お祭り広場
➋ 10/28(日)『NPOフェスタ』 箕面・かやの中央・さんぺい橋
❸ 11/3(土・祝)『山とみどりのフェスティバル』 (阪急)箕面駅前ステージ
※➋❸では、花苗の配布(寄付つき)も予定。
いずれも終日(概ね10時~4時)、又は半日(午後1時交代)のボランティア募集中。
(無償。但し、箕面市外で開かれる❶は実費に準じた交通費を補助の予定。そのためボランティア人数は各日7人)
さて、あらためて「“たねダンゴ”とは・・?」ですが、要点は次のとおりとみられます。
① 複数の種類のお花の種子や肥料などを練り込んだ「土だんご」を作り植える(埋める)。
“たねダンゴ”はいわば《 球根 》。これなら、小さな種子をうまくつかめないちっちゃな子どもさんをはじめ、誰でも簡単に作れて植えられます。
このアイデアは以前からあったようですが、東日本の震災復興の取組の中でその有効性が再評価され、あらためて普及が始まったといいます。
② 多彩なお花を混ぜ「寄せ植え・花束のように開花」させる。
もちろん単一種類のお花ごとに“たねダンゴ”を作り、それらを植えることもOK。 でもより簡単に美しく咲かせるため、数種類のお花の種子を混合する道を選んだようです。
かつてたくさんの種子を散布しその中からその土地の気候風土に合ったお花を、毎年、咲かせるとのアイデア(ワイルド・フラワー/ミックス種子法)がありましたが、雑草が旺盛な日本ではうまくいかなかったようです。
それを、今回、適切な複数の種子を選び1年ごとに栽培する方向へと発展させたとみられます。
【参考写真】秋まき用のお花の一部
出典:ムギナデシコ=フリー写真サイト「お花の写真集」、他はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から。
【コメント①】~登録商標への配慮
“タネだんご”は公益社団法人「日本家庭園芸普及協会」が登録商標を持ち、その普及に努めています。「NPO花とみどり」は、同協会との連携に配慮していきます。
【コメント②】~ さらなる工夫・改善が必要
“たねダンゴ”の商品化=販売((株)サカタのタネ)が本格的に始まったのは昨年で日も浅く、全国的にも大阪・箕面でも、今後、さらにいろいろな面で工夫・改善が必要でしょう。
✿ “タネだんご”のご感想・ご意見・ご提案などをお寄せください。✿
(NPO花とみどり 事務局)
このほど箕面・西小校区青少年を守る会主催「ザ☆バザ~る」の中で“たねダンゴ”づくり※が、特別企画「学校・地域緑化事業」として行われました(7/1)。
※主催:NPO 花とみどり、
協力:あじさいの郷(さと)夢プロジェクト(西小校区 住民組織)。
“たねダンゴ”とは、肥料など入りの土ダンゴに各種のお花のタネをまとめて練り込み、これを花壇などに植え「お花をいっぱい咲かせよう!」という新しいたねまきのやり方。
東北地方の震災復興の中で、小さな子どもでもできるお花づくりの方法として始まったそうです。
当日は、“たねダンゴ”づくりに63組参加※。
※ 作った小さなタネだんご4つ持ち帰りで、募金:200円。
内訳は子供が約2/3、大人が約1/3で、大人にも好評!(いささか想定外)。
中には「お母さん やってみるけど、アンタ(子供)はどうする?」と、ママ主導のケースも・・。
当日の“たねダンゴ”づくりの様子・・・
まず、オープン前にスタッフが赤玉土+けと土の“特別の土”を、植物活性剤を入れた“特別の水”でこねあげ、やや大きな「親ダンゴ」を準備。
参加者が来場・・・。
まず、「親ダンゴ」を4つぐらいに分割。
次に1つずつに、肥料やいろんなお花のタネを入れ、小さなキンカンぐらいの「子ダンゴ」に丸めます。
最後に、芽が出やすくする“魔法の白い土(ケイ酸塩白土)”をまぶし・・でき上がり!
見た目は、まるでお菓子・・。
作業はカンタン! でもちっちゃな子どもにはなかなかの作業、でもオモシロイ!!
“たねダンゴ”の人気の秘密は、ドロンコ遊びの面白さ、どんなお花が咲くのかの楽しみ、穴を掘って植えるだけの「球根」なみの手軽さ など・・・とみられます。
“たねダンゴ”づくりのポイントは、品質&コストの両面からお花の“たね”。
今回は、昨秋から販売が始まった「タネだんご ミックス※」などを利用。
※ 混合種子。春まき用(夏~秋開花)& 秋まき用(春開花)。(株)サカタのタネ製。
今、7月なので春まき用※を利用(ラストチャンスでした)、うまくいけば秋にミックスされた花束のようなお花が・・。
※ ハゲイトウ・コスモス・ジニア・・。アフリカ・タンザニア産。無農薬で育成・採種。1袋:10g入り約500円(税別)。
“たねダンゴ”の育て方ですが・・。
いわば“生もの”(たねの発芽メカニズムが動き出している)なので、持って帰ったら3日以内など速やかに花壇やプランター等に30~40cm間隔などで植えます。
いろんなお花が一斉に芽吹きますが、混植として間引(まび)きせず育てるのがコツ。
参加者には、念のため“たねダンゴ”の育て方や質問先などを書いたちらしを手渡しました。
NPO花とみどりでは、“たねダンゴ”が子供たちへの花育の有力なツールとの見方を強め、箕面での普及などの検討を始めています。
【参考:“たねダンゴ” のメリット】
① ダンゴにするのでたねが風雨で拡散せず、斜面などでのお花栽培にも向く。
② 小さなたねを扱いにくい、幼児などでも作れる。
③ 球根を植えるように、誰でも簡単に植えられる。
④ たねがよい土に包まれており、根がよく伸び元気に育つ。
⑤ たくさんの芽が出て、雑草との見分けがつき除草が容易。
⑥ 数種類のたねが入っており、花束のように美しく咲く。どんなお花が咲くか楽しみ。
⑦ ダンゴを作るなどが面白く、みんなで楽しくたねまきができる。
(「たねダンゴ・ハンドブック」日本家庭園芸普及協会を参照・要約・整理)
【コメント】皆さんのご意見などを・・・
“タネだんご”は公益社団法人・日本家庭園芸普及協会が登録商標を持ち、その普及に努めています。したがって、NPO花とみどりは、同協会認定のグリーンアドバイザーなどのメンバーを中心に同協会と連携し花とみどりの街づくりのために普及できれば・・と考えています。
ただ、たねの商品化などが本格的に始まってそれほど経過しておらず、全国的にも箕面でもいろいろテストや工夫が必要とみられます。
“タネだんご”についてのご意見・ご提案などを募集中ですので、よろしくお願いします。
(NPO花とみどり 事務局)
このパネル展は、地震の影響による数日間の会場閉鎖を受けて、6/28(木)まで展示中です。
パネル展『箕面の古民家』が、「みのお市民活動センター」(かやの中央)で開催中(主催:みのお市民まちなみ会議=今枝会長)。
箕面の古民家(主に農家)を巡り約500軒を写真撮影、パネル展へ。
併せて、情緒あるみどりの田園風景の絵画も展示。
時代の流れにそって、箕面の“農”に光りをあてる催しといえるでしょう。
会場では、箕面の古民家の写真を地区ごとにまとめて展示。
箕面の古民家のパンフレットや絵はがきも・・。
(会場では、絵はがき(2種類)も販売中(6枚セット300円))
◆ 同パネル展は、6/21(木)まで開催。
※ 会場の「市民活動センター」は、午前9時~午後10時 オープン。
◆ 問い合わせ先・同まちなみ会議事務局:072-722-8402
【コメント】
箕面のみどりの特色は、「山」「市街地のみどり」とともに「田園」。
さらに住宅地の特色は、近代的な「郊外住宅地」とともに、歴史的な「農村集落」。
今回のパネル展は、これら箕面の「田園」「農村集落」のすばらしさを取り上げています。
(NPO花とみどり 事務局)
【追加情報】
「みのお市民活動センター」は、6/18の大阪北部地震(仮称)の影響で、安全性確認診断のためとりあえず6/18(月)~22(金)まで休館です。その後については、診断結果を受けて決まります。(6/20一部修正)
このほど箕面・粟生外院に、「バラ園」が3つもあることが判明!
まずは、従来から比較的知られていた粟生外院の住宅街にある「K-garden」で、南北2園あります。
箕面市HPトップの《みのおどっとネット》が、「粟生外院のバラ園、今年も乱舞!」と紹介。
こちらは、以前から比較的知られていました。
もう一つは、粟生外院の北方・山すその田園地帯の「バラ園」。
facebookグループ『見て見て! 箕面のお花!』に、Sさんが投稿。
市民農園の中にひっそりと・・「立ち入り禁止」でが、
横の道路から見るのはOK。
規模はやや小さめ・・。
粟生外院は、「バラ園」が3つそろい、“バラの里”といえるかも・・。
※ご紹介が遅れました。両方とも、もう最盛期は過ぎているでしょう。
【コメント】
① 両方とも、7年ほど前から栽培・・のようです。
(偶然とはいえ、こうした現象は「同時性」といい、不思議ですが、しばしばあります)
② 市民農園の方は借地でもあり、非公開です。
(「そっとしておいてほしい」とのご希望です)
③ 素直に言って、後者の市民農園の「バラ園」に、長い間、気づかなかったのは情報力不足!。
皆さん、箕面の花とみどりの情報を今後ともよろしくお願いします。
(NPO花とみどり事務局)
箕面の公園「木戸が池緑地」(かやの中央)に捨てられた“廃TV”を巡る〈ホッと物語〉をご紹介。
5/21・・公園でごみ拾い中のボランティアさんが “廃TV” 発見!
大きく重たい・・
フツーは市が「大型ごみ」で有料回収、でも公園へ捨てたらタダ!??。
即、公園管理者の市に報告、でも「どうしたら、エエんか・・」~ボランティアさんは悩みます。
“廃TV” をすぐ片付けるのがいいか~どうか?
「ヘタすると・・公園は安易な“ごみ捨て場”に・・」
悩んだ末、「まずは相手に、率直に訴えよう!」
5/1・・ “廃TV” にアピールのプレートを・・。
見出しは「警告」とキツメに・・・。
でも本文はソフトに・・「同じ市民として思い直し、ぜひ回収していただくよう心からお願いします」。
2~3日後、ボランティアさんが行くと、ナンと!・・ “廃TV” がくるり180°回転ー背中向きに??【写真】
「何のサインかな?」・・、でもめげずに再び逆転、「警告文」側を表向きに・・。
そして・・ついに運命の5/9の夕方、“廃TV”が姿を消しているのを確認!!
でもすぐに喜んでいいのかどうか・・、本当にあの大きく重たい “廃TV” を回収してくれたんやろか・・ボランティアさんは半信半疑・・・。
さらに数日間、観察・・。
“廃TV”は、姿を消したまま・・・
「回収してくれたのは、多分、捨てた人だろう」・・じわじわと確信が・・。
そして5/16、ボランティアさんはようやく「お礼」の掲示を張り出しました。
ボランティアさんは心晴れ晴れ、捨てた人=回収してくれた人に感謝の気持ちも・・。
捨てた人も、「お礼文」を見ればきっと好印象でしょうね。
【コメント】
ボランティア側には、呼びかけを無視され「空振り」の屈辱を受けるリスクも・・。
捨てた側も、知らぬ顔ですませず回収の決意は容易ではないでしょう・・。
約1か月にわたる~両者の「心の葛藤」+「ホッとの安堵」の物語です。
大型の不法投棄ごみを捨てた人自身が回収・・とすれば、多分、全国的にも極めて珍しい例といえるでしょう。
(NPO花とみどりグループ「公園・緑地魅力アップ委員会※」事務局)
※この市民組織が「木戸が池緑地」の自主管理を担当。
4/29(祝)に、箕面市石丸で午前10時~午後3時まで“れんげまつり”開催!
現地(石丸1丁目29付近)では既にれんげが満開【写真】、予報では当日はお天気もよさそう・・。
出し物は、野点(のだて。抹茶)、焼き鳥・フリーマーケットなどの出店、野菜市など、またちびっ子にはポン菓子のプレゼントも・・。
今年は、NPO花とみどりネットワークの市民組織※も参加し、マリーゴールドやハーブの苗の募金付き配布、竹とんぼ飛ばしやカブトムシの配布などを初めて開催。
※みのお園芸ファーム・みのおエコクラブ・花壇をつくろう会・NPO花とみどり。
会場は、萱野東小学校の西側、同小コミセン「とうろうの家」の南側の田んぼ一帯。
山麓線のバス停「石丸」から南へ100m、かやの中央の「キューズモール」から千里川沿いを北へさかのぼり「唐子2号橋」から東へすぐ(約800m)。
皆さん、春の野でのんびりとお楽しみください。
(注1)駐車場(有料)は数台分のみ、現地への車での来場は遠慮しましょう。
駐輪場は、コミセン前に。
(注2)花苗配布のボランティア(半日単位もOK)やお客として来場を歓迎。
連絡先:NPO花とみどり事務局(☎090-4901-6693。当日も)
【コメント】~注目されるー箕面での都市と農村との協調へのチャレンジ~
祭の主催は、地元の「石丸れんげ同好会」、今年で実に21回目。
田んぼへの肥料を兼ねて、景観作物としてれんげを育て、市民に開放。
石丸地区と隣の白島(はくのしま)地区とは、箕面での“都市と農村の交流”の草分け地的な存在といえます。
付近には、「地元野菜の朝市」「(沿道景観目的の)チューリップ畑」「オーガニック・レモン園」「もぎたていちごの直売所」などがあり、近くの里山では農家と市民とが共同で「とんど山桜園」を誕生させ、そこでの「めんぎょ行事(子どもの花見)」の復活が行われています。
また大都市近郊ながら、たいまつを担ぎ子どもが練り歩くまんどろ行事(白島)を復活したり、地元の白姫神社での雨乞い行事(夏)やお正月の祝詞(のりと)行事(白島・石丸)などの伝統的な里山文化を今でも継承・・。
鉄道新駅開設のすぐ近くに、こうしたすばらしい田園が広がる例は全国的にもまれ。
今回、市民組織がこの催しに参加するのは、街の緑花や祭の活性化のための花苗配布とともに、田園環境の保全に感謝し農家と市民との交流を深めていくことも目的です。
(NPO花とみどり 事務局)
4/14付「朝日」夕刊は「鳥や花をパシャ 名前をズバッ」の見出しで、スマホでお花などの生物を撮影して利用すると、自動的に名前を判定するアプリが間もなく公開されると報じました。
開発したのは、「株式会社 バイオーム」(本社:京都市)。
この会社は大阪出身で京大の農学博士号を持つ若者が社長、いわゆるベンチャービジネス。
同社HPによると、このアプリには《いきもの図鑑》《いきもの地図》などいろんな機能があるようですが、注目は「写真を送るだけで・・名前が分かる!」という《いきもの判定》。
動物に比べ多様な植物、特にお花だけからその名前を言い当てるのは、時には至難のワザ。
この4/27公開ということですが、果たしてどこまで判定できるか~期待と注目が集まります。
◆「朝日新聞」電子版
「鳥や花をパシャ 名前をズバッ」の記事(全文を見るには、少し手続きが必要)
↓
https://www.asahi.com/articles/ASL3M56DCL3MPLBJ006.html?iref=pc_ss_date
◆ 株式会社バイオームのHP(いろいろ盛り込まれており、少し探してください)
↓
【コメント】
背後に京大の研究者グループの膨大なデータがあるようですが、多彩な園芸種のお花を含めどこまで分かるのか?
しかし、原理的には情報が集積されればレベルアップは間違いなく、若者たちの取組を期待を持って見守りましょう。
(NPO花とみどり 事務局)
このほど子どもなどボランティアが、箕面市萱野5丁目の市立病院の北を流れる千里川沿いで、桜30本(ソメイヨシノ20本+ヤマザクラ10本)を植樹・・。
26組の保護者と子ども、学生を含むスタッフなど、総勢80人が参加。
市民がつくる「里山散策路を作ろう会」(代表:南里(なんり)さん)が呼びかけ、3/11に開催。
苗木は大阪府が提供し、ボランティアが植樹。
府会議員や府職員も激励・取材に・・。
会場は川沿いに約500mと細長く・・、テクテク歩く大人に対し、子どもたちはゲンキ・ゲンキ~走って走って集合や移動・・。
“子どもが主人公”の催し・・。
植えた子どもの名札を苗木につけるファミリーも・・・。
実は、この催しのもう一人の陰(かげ)なる主人公は萱野三平さん。
ここから見える近くの村(芝集落)には、萱野三平旧邸(長屋門が府指定文化財)が・・。
また、植樹場所の南に接する村の墓地には、萱野三平さんのお墓も・・。
ここ千里川沿いは、萱野三平さんを含む地元の村の先祖が眠る“聖なる場所”・・。
植樹は人里からやや離れて行われましたが、こうした“聖なる場所”などにふさわしい“萱野三平ゆかりの桜の回廊”づくりがねらいです。
さて植樹から少し経った4月初めには、千里川沿いでは約10年前又はそれ以前から植えられていた成木の桜が満開に・・。
今回の幼木もチラホラと・・。
ここで以前に植えられた桜は、いずれも流れに近い川岸側・・。
ところが今回は府池田土木事務所(河川管理者)が流れ近くの植樹に同意せず、やむを得ず川から離して南側の公園の崖(のり面)下の市有地に市の了解を得て植栽。
やや残念・・、でも、やがては道の両側に花開く“桜のトンネル”に・・と期待されています。
【ミニ伝記:萱野三平】・・“48番目の義士”
箕面・萱野出身の赤穂藩士・俳人(俳号:涓泉(けんせん))。
主君の事件を江戸から赤穂へ早かごで知らせた。通常は半月かかる行程を4日で走破。 赤穂城開城後、密かに仇討ち(あだうち)の企てに加わるが父や兄から新しい藩への出仕を強く勧められ、また赤穂浪士とのつきあいをとがめられ、主君への忠義と親孝行との板挟みに・・、ついに自宅(現存の長屋門)で切腹に至る。47義士の仇討ち成功後、世間から“48番目の義士”とたたえられる。
【説明:千里川沿いから見る“ふるさとの風景”】
ここ千里川沿いから見える「千里川と桜並木」~「田園」~「農村集落」~「山なみ」が織りなす風景は好評で、箕面の代表的なふるさと景観。
地元・芝の農家が今までここの農地を宅地化せず(市街化調整区域に設定)、この風景が維持されています。今度、すぐ近くに鉄道新駅ができますが、今のところ、その姿勢は変わっていないよう・・。
間もなく5月頃には芝の村に鯉のぼりが多く立つので、一層、すばらしいふるさと景観に・・。
(NPO花とみどり 事務局)
箕面川の田村橋横の樹齢70年の桜の大木を含む川辺林(=河畔林。7本余)を、1月に河川管理者の大阪府池田土木事務所が予告もなくいきなりほぼ根元からバッサリ伐採。
長年この水と緑の景色に親しんできた周辺住民などから、驚きと批判の声が・・。
みどりのまちづくりを進める市やNPO(NPO山麓委員会・NPO花とみどり)なども同様の反応・・。
(注)NPO山麓委員会=山のみどり
NPO花とみどり=街(平野)のみどり を担当。
現地は阪急桜井駅まで南へ400m、近くには市立南小学校もあり、日々、この橋を通勤・通学・買い物などで多くの市民が往来。
子どもの頃から付近に住み、今は青少年を守る活動をする女性は言います。
「(子どもたちは自然を大切にと学ぶのに)通学路のすぐ横でこんなことをして・・。子どもたちへの説明はなされたのか。教育面から問題ではないか」
「(桜の花に祝福される)卒業式・入学式を前に、今、なぜ切るのか」
市民からの通報を受けたNPO山麓委員会の問い合わせに、同土木事務所の担当者の次のように答えたそうです。
「(川の横の樹木は治水面で問題があり)護岸の管理上、伐採は必要」
「このようなケースでは、事前告知はしない」
市・NPOなどの関係者は、川辺林が持つ景観・環境面などの公益性から、住民の納得を得て行うのが適切との見方とみられます。
緊急事態でもないのにいきなり伐採するのは、その必要性が客観的に説明(確認)されていないなど問題とみられます。
実は、同土木事務所が管理する箕面の河川を巡り、近年、今回と似た出来事が2つありました。
【1つ目=箕川(みのかわ)のヘイケボタル問題】
市東部の箕川の帝釈寺裏には、箕面では絶滅寸前のヘイケボタルが生き残っていました。
2年ほど前に、突然、土木事務所がここの土砂を除去。コンクリートの川底がむき出しに・・。どうも農業用水の取水を容易にするためのようでした。当然、次の初夏以降、ヘイケボタルは激減。
ホタル保護団体などは、同土木事務所にあらかじめここは「ヘイケボタルの生息地」と伝えていました。その情報が、土木事務所内で希薄になっていたとみられます。
この反省からNPO山麓委員会が働きかけ、府(池田土木事務所)・市・NPO・ホタル保護団体による協議システムがスタート。土木事務所が、ホタルの保護などを各方面と相談するルールが生まれました。
【2つ目=瀬川地区の川辺林保全問題】
箕面川と支流の石澄川(いしずみがわ)との合流点の川際にセンダンの大木が生え、地元瀬川地区のシンボルとなっていました。【写真】
5年ほど前、同土木事務所が治水上の理由からこの大木の伐採を計画。これを住民が事前に察知、1年近く話し合いが行われました。結局は、大木が根を張る背後地の所有者の強い開発意向(後に住宅を建設)で保全は無理となり、住民側もやむをえないとして伐採に至りました。
その後、住民たち(瀬川 親水・散策の場をつくる会)は府(同土木事務所)・市を入れたワークショップ(会合)で話し合い、付近の川辺林について1本ずつ「残す・切る」を検討、大半の樹木は残すことに・・。
さらに、住民たちは川辺林を保全・活用した散策路の整備へと進み、これを受け府が工事を行い、その後の管理は府の「アダプト・リバー」制度に基づき住民が行う・・ということになりました(散策路は、来年度完成の予定)。
住民が納得して治水面で問題の樹木や大枝を伐採しつつ、大半は保全した好例です。
関係者からみれば、これらの事例から池田土木事務所は学ぶべきだ・・でしょう。
市は池田土木事務所に抗議し、再発防止策の検討を依頼したとのことです。
【田村橋の伐採された川辺林沿いの敷地の所有者の話】
池田土木事務所が、最近、付近の川の護岸地の調査を行った。それに伴い戦後すぐの大洪水で斜め向かいの家屋の護岸が崩壊した例などから、自らの敷地に接した樹木が川へ倒れ込むなどの心配を相談した。その結果、切ることに・・。
いざ切る段になり、人気の桜の大木などは枝をせん定する程度で残すよう希望した。しかし「100か、0か です(枝のせん定はしない)」と言われ、根元からの伐採に同意せざるを得なかった。
その反省もあり、伐採直後に新しい桜の苗木を1本植えた【写真】。
どうも土木事務所がこの住民の善意の心配・相談を逆手に取り、やや強行に伐採へもっていったよう・・。
(注)箕面川の治水対策=既に箕面の滝の上方に大きな「箕面川ダム」が建設されており、戦後すぐのような大洪水のリスクは低下、かなりの安全性を確保済み。
【瀬川の川沿いの桜の大木が残った例】
瀬川でも箕面川の「瀬川大橋」の横に桜の大木があるのですが、土木事務所から治水面を考え提案された川面に覆いかぶさった枝の先を切る(せん定する)ことで住民たちも同意、桜の木そのものは保全【写真】。
話し合いこそが、問題を適切に解決していった例。
今のところ、まだ田村橋の上流・下流などの箕面川沿いには豊かな川辺林が残されています。
これらに、今後、どう対処するのかが、当面の課題です。
【コメント】府は川辺林への対応の根本的な見直しを
環境重視の流れの中で、「治水」機能とともに、川辺林など「環境」機能にも十分に目を向けることが望まれます。
この環境重視を受けて、従来の “治水一本槍” を改める方向で1997年(平成9年)に河川法が改正され、府も川辺林を重視する方針を作っています。
また、府は河川について住民と協働していく「アダプト・リバー」制度(住民が河川の清掃などを受け持つ制度)を設けるなどしてきました。
ところが、今回のやり方はこの流れに明らかに逆行??
仮に地球温暖化などを背景に多発しているゲリラ豪雨に伴う洪水リスクへの警戒心などがあるとしてもあまりにも短絡的で、結局は「河川行政」への住民の反発を招き、逆効果でしょう。
府の「河川行政」が今回のような不十分なやり方を続けず、もう一度、根本から見直すことが望まれます。
(参考)大阪府池田土木事務所の担当部署:維持保全課 環境整備グループ
※ この件で、ご意見をお寄せください。
(NPO花とみどり 事務局(担当:重本):☎090-4901-6693。Eメール: hana.midori.minoh★gmail.com。★を@(半角)に)
暖かく「春が来た!」3/3に、ボランティアたちがタネから育てたパンジーの苗を配り街の緑花を呼びかける “早春のマルシェ(市場)” が箕面で開かれました。
主催は、公園花壇のお世話をする「みのお園芸ファーム」と「NPO花とみどり」。
同NPOが取り組み中の「ウィンター・キャンペーン」の一環として資金確保も兼ね、苗は募金を呼びかけつつ配布・・。
かやの中央の「みのお市民活動センター」前の広場で午前10時から “マルシェ” が始まると、来訪者が次々と・・。
実はいつもよりやや少なめの数だったのですが、配布スピードは早めで用意した280ポットの苗は予定より2時間早い午後2時頃には「売り切れ」に。
好評だった理由は、まず“春到来の暖かさ”~お花を植えようとの気分を高めたよう・・。
特に市広報紙『もみじだより』3月号に案内が載り、前日から電話予約も・・。
さらに「この冬の厳しい寒さで(秋に)植えたパンジーをダメにし、植え直すという人がやや目立った」と、主催者の上田芳弘さん(園芸農家)。
苗を入手した人には、いつものように上田さんなどの豊富な経験に裏付けられたていねいな説明文「パンジーの育て方」もいっしょに・・。
上述のパンジーの冬越しについても、「寒さには強い(耐寒温度は-5℃ぐらい=ネット情報)・・が、寒風にさらすと葉っぱが傷むので風よけを」などと既に書かれてます。
また説明文には「問い合わせ先」を明記、希望ならアフターフォローも行う「品質第1」「信用第1」の姿勢・・。
一方、“マルシェ” の楽しさを高める工夫も。
まずパンジーのお花を水に浮かべてゆらゆら・・・昨年に続き「花水盤」登場。
また多年草の葉ぼたんを夏越しさせ豪華に育てようと・・「踊り葉ぼたん」の見本展示。
なお、この日、皆さんから1万5千百円の募金をいただきました。
どうもありがとうございました。
(NPO花とみどり 事務局)
春が近づく中で、2/25(日)に箕面市粟生外院(あおげいん)の箕川(みのかわ)沿いで、「梅まつり」が開かれました。
この冬は寒さが厳しく、昨年より約1週間遅らせての「まつり」開催。
でも、つぼみは膨らむものの、多くはまだ開花の手前。
でも・・、春を待ちわびる人々は、数輪の開花にも春を感じるよう・・。
訪れた人々には甘酒などがふるまわれ、和やかに交流・・。
川沿いの140本に及ぶ梅の植栽は、地域の人々の協力で実現!
1本ずつに、協力者名とフレーズ(言葉)の「プレート」が・・。
「梅まつり」は、地域の住民による「箕川・水とみどりの会」が主催。
同会は、梅のせん定などとともに、川そうじやホタルの保護などのボランティア活動に取り組んでいます。
この川は大阪府が管理しますが、府は市と連携し「アダプト・リバー」制度を設け、川にかかわる住民のこうした活動を応援しています。
「箕川・水とみどりの会」もこの制度を利用して、活動を展開。
箕川では、住民+府・市の協働で「梅まつり」などの成花(成果)が花盛り。
(NPO花とみどり 事務局)
箕面の東部・粟生外院(あおげいん)の箕川(みのかわ)沿いで、いよいよ春を告げる「梅まつり」が2/25(日)に開催!
現在(2/21)は「チラホラ咲き」「つぼみ膨らむ」など・・、今週の気温次第では開花はかなり進むでしょう。
当日は、甘酒が振る舞われます(先着100人)。
場所は、川沿いの真ん中にある小橋横の小公園「外院の里 西遊園」。
住民などがそれぞれが記念樹として心を込めて植えた梅140本が咲き、川沿いに約1.3kmの“お花のプロムナード”が・・。
「箕川・水とみどりの会」を中心とした住民が、お世話をされています。
◆ 2018 箕川・梅まつり ◆
日時:2/25(日)午前10時~11時半
場所:箕川沿い散策路(帝釈寺付近~国道171号間。約1.3km)
箕面市粟生外院1・2丁目(西岸一帯)/同3・4丁目(東岸一帯)
内容:観梅(自由に散策)と甘酒の振る舞い(外院の里 西遊園)
主催:箕川・水とみどりの会/協力:NPO花とみどり・箕面ホタルを守る会
連絡先:杉原さん(電話:080-1445-4425)
【行き方】
《バス:北から》
山麓線の阪急バス「外院」下車。山麓線を東へ進み次の信号「帝釈寺北」を南下、お寺を過ぎた先の信号=「河原橋」から箕川沿いに南東へ。150m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
《バス:南から》
国道171号の阪急バス「新家(しんけ)」下車。国道を東へ進み次の信号「粟生新家」を北へすぐの箕川の「里の橋」から川沿いに右岸(東岸)を北上。500m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
※ 現地にイベント専用の駐車場はないのですが、詳しくは「NPO花とみどり」(☎090-4901-6693)へお問い合わせください。
(NPO花とみどり
事務局)
今、「NPO花とみどり」が、箕面での花とみどりの市民的活動力を高めるための《ウィンター・キャンペーン》(~3/10)を実施中。
日本では「国難」ともいわれる超高齢時代などへ向かう中で、財政難の行政は“花とみどり”の様々な場面から後退気味、一方、花とみどりの街づくりなどへの市民ニーズは高く、これからはこうした街づくりを“市民が支える時代”へ向かうだろうとの見方が出ています。
この傾向は国内外に共通で、例えば次のよう・・。
● アメリカのボランティアによる公園・街路樹のアダプト(行政と市民との協働)制度の背景には、行政の財政難が・・。(アメリカのこの方面の実情に詳しい兵庫県立大 研究所A先生の指摘)
● 「「協働」の概念は、・・二つの意味」で使われている。一方では行政・市民・NPO等のパートナーシップという理念で、他方では(財政難の中で)公私協働を掲げた公共部門の縮小・民間開放(民間への依存・活用)という(現実的な)意味で・・。(この分野を研究する大阪大院 法学研究科O先生の論文)
従来は「理念」がやや一面的に強調されてきましたが、その背景には現実的な事情が・・との見方ですね。
同NPOではこうした現実(リアリズム)に立ち、市民が“花とみどり”活動を“前進”させる時代へ進むとの見方で、「市民の知恵・ボランティア力・資金力などで、“花とみどり”あふれる街に・・」と呼びかけます。
つまり、花とみどりの市の助成金などが打ち切られても、市民ニーズに基づき活動は進めようとの決意を固めつつあります。
※ これらの見方について、同NPOでは検討を深める予定(ご意見を。
《キャンペーン》を始めてから、趣旨に賛同しかなりの顎の募金を寄せられた女性や、「花とみどりの友の会」「NPO花とみどり」に同時入会された男性などが少しずつ出ています。
《キャンペーン》は、具体には次の「3つのアピール」を掲げています。
◆ 第1のアピール: 汗をかこう! (花とみどりのボランティアのススメ)
いろんなボランティアがありますが、大切なのは気に入った活動への参加。
各々活動の多くは、下見参加もOK。
◆第2のアピール: お金で支 えよう!(花とみどりの募金を)
★花とみどりの募金(寄付)の使いみちの例。
○ 公園の魅力アップのモデルづくり
○ タネからの花苗の育成・市民への配布
○ 花とみどりの人づくり・花育活動(「箕面・花とみどりの学校」など)
○ 花・みどり・水・ホタルなどを生かした地域づくり
○ 花とみどりの活動の交流・連携(「企画・交流会」の開催 など)
○ 以上を支える活動(「NPO花とみどり」)
★募金方法は、次の3つ。
A. 封筒募金
募金を「封筒」に入れ、「みのお市民活動センター(かやの中央・映画館の北側)」の募金箱へ(写真↓)、又はNPO花とみどりのメンバーなどにことづけていただく方法。
(住所・名前・募金額などをお書きください(匿名もOK)。「募金箱」への直接の募金は、無記名・封筒無しでもOK)。
B. 郵便局の「振替口座」募金
ゆうちょ銀行の「払込取扱票」をご利用いただく方法。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加入者名:NPO花とみどり
口座記号番号:00970ー2-308262
※「通信欄」に、「募金」と書き、ご住所・お名前・電話番号を付記。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ 通常は、手数料が80円~130円かかります。
C. 花苗募金
花苗を受け取り、募金する方法。(募金は1株で50円程度を)
3/3(土)に“早春の花とみどりのマルシェ”を開催し、パンジーの苗を配付。 (雨天時は、翌3/4)
場所は「みのお市民活動センター」前の広場(かやの中央のキューズモール西の映画館の北側)。
午前10時~午後4時まで。
◆第3のアピール: お世話をしよう! (入会)
「花とみどり友の 会」の会員(賛助会員)は、資金の継続的なサポートが主な役割。
「NPO花とみどり」の会員は、進んで活動の企画・準備・運営などのお世話を。
(両方への入会も歓迎。また会費は共に年千円)
【連絡・問合わせ先】
NPO花とみどり
郵便562-0013 箕面市坊島4-5-20
みのお市民活動センター内
☎090-4901-6693 FAX:072-722-2981
Eメール: hana.midori.minoh@gmail.com
(「NPO花とみどり」事務局)
箕面の花とみどりのボランティア活動を紹介するため、「NPO花とみどり」がこのほど『花とみどりの“にゅーす れたー”』を発行。
第0号(昨年2月)・第1号(同10月)に続く、第2号。
この『にゅーす れたー』は、従来の「みどりの街しんぶん」(昨年2月の第15号で休刊)にかわるもの。
「しんぶん」は花とみどりの全市的なニュース紹介のため毎号3千部を印刷・配布していましたが、取材・編集メンバーの高齢化や市助成金打ち切りなどで継続が難しくなり休刊へ・・。
一方、『にゅーす れたー』は、「しんぶん」に比べると発行部数は今のところ100部弱と大きく減りますが、「NPO花とみどり」を中心にした活動を年数回ほど紹介する目的で発行。
この『にゅーす れたー』の電子版は、このHPで閲覧・ダウンロードがOK。
また、Eメールやインターネットでも拡散(情報提供)へ。
◆ トップの記事は、「木戸が池緑地」スッキリ物語・・
第2号はトップ記事で、今年度から市民組織が自主管理する「木戸が池緑地」(かやの中央の南側)の初冬の全面草刈りがこのほど終わり、従来は水辺の茂った草が枯れたままで乱雑だった池もアシなど高枝切りで1本ずつ刈り取り水面の浮遊ごみを拾うなどし、公園全体をスッキリさせたことを紹介。
その他、主な取組の記事を載せています。
※ 『にゅーす れたー』は、今後の発行ごとにこのHPの「花とみどりの にゅーす れたー」のページに収録。
(NPO花とみどり 事務局)
箕面市に最近できたニュータウン地区「小野原西(5・6丁目)」で、“住民と事業者(お店)とによる花とみどりのストリート(街)づくり”が進行中。
市民の方からここの沿道花壇の紹介(投稿)があり、あらためて現地へ・・。
この地区を東西に貫く「サンシャインロード(末尾に注)」の沿道花壇は、住民の女性たち(同ロードクラブ。代表:藤井和代さん)の手でお花が植えられて来ました。
今回、じっくり見て、そのデザイン抜群をあらためて「発見」!。
家庭の花壇と違い、沿道花壇ではフツーは単一又は限られた数の品種を植え効率的にすますことが多いように見受けられます。
しかしここでは、数品種以上がていねいに寄せ植えされています。
そのすばらしさのヒミツを、探ってみました。
① まず日々花壇に接する地元の方々が、特に女性が中心にお世話しているからでしょう。あきらかに心がこもっている印象・・。
② 次にメンバーに園芸関係の専門的知識・技術を持つ女性がいて、その方の影響があるようです。
③ 加えて、冬なのでクリスマス・イメージのかわいいリボン・ベルなどが飾られ、いっそう魅力アップ!
自然のお花と人が作ったアートとの調和ですね。
さらに“お花のストリートづくり”は花壇以外にも及びます。
「サンシャインロード」の南西方面を中心に、何本かの“街路樹の根っこ”にもお花が美しく植えられてます。
それだけではありません。
「サンシャインロード」沿いの各建物の道路側(敷き際)は概ね緑化されていますが、いくつかのお店では“お花飾り”にも力を入れています。
また沿道花壇のお世話の活動に、住民とともにお店の方も参加されているそうです。
こうして、今、「サンシャインロード」沿いでは、新しいお店などが次々進出し、住民と事業者(お店等)とのコラボで、“花とみどりに包まれたおしゃれで楽しいストリート(街)づくり”が進んでいます。
【注】サンシャインロードのアウトライン
市道小野原豊中線の関西スーパーがある「小野原西6丁目交差点」から春日神社南方の次の交差点までの500mの区間。幅の広いゆったりとした歩行空間が特色。この区間の道路幅は22m(国道171号(基本的に幅20m)より広い)。
この区間の南北の延1,000mの歩行空間上の13か所に、市が沿道花壇を設置。
これらは、市の土地区画整理事業の中で、多くの宅地の骨格として、魅力付けとして整備されたました。
【コメント】貴重な沿道花壇
沿道花壇は街路樹と並び、“花とみどりの街づくり”にとって効果的。
箕面市内では沿道花壇はそう多くなく、ここ以外では箕面駅前~市役所間のシンボルロード(府道豊中亀岡線)沿い、粟生新家(あおしんけ)の住宅街、一部の橋の上ぐらい・・。
沿道花壇の維持には多くの手間と費用がかかり、行政の財政難の中であまり整備されない傾向がうかがわれます。その中で、「サンシャインロード」の住民と事業者の取組は貴重で、その発展が期待されます。
※写真は、12月~1月にかけ撮影
【参考】『みどりの街しんぶん』第13号が、ここの記事を掲載(平成28年5月発行)
(NPO花とみどり 事務局)
12/23(土)に箕面・新稲(にいな)の農園「きらきらさくら広場」の池で、“どろんこ”の中でレンコン(蓮根)を収穫するやや珍しく貴重なイベントが・・・。(主催:みのおエコクラブ)
まず、長靴姿の男女の大人が大きなシャベルで、池底の泥を厚さ30~50cmほど取り除きます。
泥は水を含みシャベルは重たく・・、買い物慣れした女性たちは思わず異口同音に「レンコン(の値段)が高いのが、よく分かる!!」
表面の泥が取り除かれると、数人の子ども部隊も参入・・真剣な顔つきで“どろんこ”に手を突っ込みます。
みんな夢中で、寒さなどはどこ吹く風・・。
「あった! あった!」・・やっと泥だらけのレンコンを次々とさぐり当てました。思わず笑顔に・・。
3年間かけ育てたレンコンは、しっかり太ってて大豊作。
おいしいお正月料理用などになるでしょう。
夏には、美しいハスの花が咲くそうです。
主役は、子どもたち・・。
子ども農園・子ども天国と言ってもいいでしょう。
「きらきらさくら広場」の名前も、子どもたちがネーミング。
【コメント】子ども と 土との触れ合い
近年、アレルギー予防の面などから、子ども(特に幼児)がどろんこ遊びなど自然と深く触れ合うことが効果があると言われ出しています。(精神的な面だけでなく、微細な粒子など物質的な影響が・・)
レンコンやお芋掘り・砂遊びなど土と触れ合うことは、大切なようです。
《きらきらさくら広場》
箕面市新稲1-7付近。箕面1中から西へ約200mの箕面池田線の北側。コーヒー店の東隣。近くにスカイアリーナ。
箕面山麓に近い穏やかな畑作地帯にあり、様々な野菜や果実を無農薬で栽培。
池を掘り、レンコンも栽培。
《みのおエコクラブ》
子どもたちが体験を通じ自然大切にする心を育てることを目的に、2004年に設立。
活動は子ども中心で、会員は保護者を含む3歳~80代の約75人。
「きらきらさくら広場」以外にも、各種の取組を実施。会費制。
(連絡先:代表の佐藤譲(ゆずる)さん)
☎072-724-6203
Eメール:m.s_y.sato@iris.eonet.ne.jp
(NPO花とみどり 事務局)
【イベントに参加された方の声】
(この記事を読まれた、当日のお世話をされていた女性SさんからのEメールを転載させていただきます)
氷のはる日でしたが、風がなく陽が差して暖かく感じる日でした。
子どもたちは、蓮根を探し当てるころには、暑くなり上着を脱いでいました。
掘り出した蓮根は、水で洗って持って帰り料理しました。煮物にすると、ほっこりとしたいい蓮根でした!
明日は、天ぷらにしようかと思います。
(同じく、別の方(Tさん)のご感想です)
凄くいい話ですね~
11/26(日)に箕面・かやの中央の「みのお市民活動センター」の内外一帯で、日頃の市民活動の成果をPRする『みのお・NPOフェスタ』が開かれます(主催:同センター)。
「NPO花とみどりグループ※」では、同センター前のかやのさんぺい橋で“花とみどりのマルシェ(市場)”を開催。
※ NPO花とみどり・みのお園芸ファーム・花とみどりの学校運営委員会など。
今回の“花とみどりマルシェ”は「葉ぼたん」と「パンジー」の苗の配布(寄付つき)が中心で、活動を支える募金確保とともに、「花とみどりあふれる街づくり」を呼びかけます。
特に今年から、ちらしなどを配るなど箕面特産の“葉ぼたん文化”の普及に力を入れます。
お正月の花とみられがちな「葉ぼたん」ですが、この間、「みのお園芸ファーム」がかやの中央の2つの公園で実証したように上手に世話すれば、“春”まで「咲き」続けます。
特に、今年3月には早咲きの桜(河津桜)と葉ぼたんとが共演するという珍しい光景が見られたほどです(「花咲か公園」)
また、“葉ぼたん”で寄せ植えにするとかなり豪華感で出ます。
“葉ぼたん花壇”も見応えが・・。
■ みのおNPOフェスタ ■
日時:11/26(日)午前10時~午後4時
場所:みのお市民活動センター一帯(かやの中央・映画館の北側・東側)
主催:同センター(箕面市坊島4-5-20)
問い合わせ先:072-720-3386
(NPO花とみどり事務局)
箕面・かやの中央(キューズモール)に、新しく鉄道駅が3年後にオープン予定。
その駅前の「木戸が池緑地」は、池と草地とが特色のさわやかな大きな公園。
ここを新駅前にふさわしく箕面のシンボルとなるよう、さらに“魅力アップ”しようというワークショップ(会合)が、11/19(日)に開かれます。
呼びかけるのは、「木戸が池緑地」を今年度から草刈りなど自主管理中の市民組織のNPO花とみどりグループ の「公園・緑地魅力アップ委員会」。
みんなで知恵や汗などを出し、「お花いっぱいに」「ビオトープに」「イベントを開こう」など楽しいアイデアの実現を目指します。
《かやの中央「木戸が池緑地」魅力アップ・ワークショップ》
日時:11月19日(日)午後1時半~3時半
会場:みのお市民活動センター(かやの中央・キューズモールの映画館の北側)
内容:経過報告、 野草専門家のミニ講演「歌で学ぶ♪~草地の移り変わりとその生育~」、 基調報告、フリーディスカッション(自由討議)
参加:どなたでも参加OK(無料)
主催:NPO花とみどりグループ・公園・緑地魅力アップ委員会
協力:NPO花とみどり
※ できれば、あらかじめ現地を見てご参加ください。
※ かやの中央・キューズモールは2時間まで駐車無料。
(箕面市広報紙「もみじだより」でも案内)
実は“魅力アップ”というものの、①草地には問題植物(雑草)としてセイタカアワダチソウなどが繁茂、②池の水質が悪化しているらしいなどを抱えており、まずそれを乗り越えることが課題。
主催者は、これらの課題を乗り越えつつ並行して可能な魅力アップに取り組み(第1ステップ)、さらにより大幅な魅力アップ(第2ステップ)へ進みたいとしています。
そのため、とりあえずはこれからの目標となる“アイデア”をみんなで共有しようと呼びかけています。
(「公園・緑地魅力アップ委員会」事務局)
箕面市では10月22日晩から翌23日未明にかけて暴風に見舞われ、公園などで大木が倒れるなどの被害を受けました。
箕面市消防本部によると、最大で風速約40m/秒を観測。(正確には、38.9m/秒=140km/時。22日午後7時過ぎ)。
大阪府管区気象台の発表によると、豊中では22日の午後6時頃~翌午前3時頃まで強風が続き(23日17時現在、気象速報)、箕面でもほぼ同時間帯に暴風が吹いたとみられます。
風速25m/s以上では「人は立っていられず、・・樹木が根こそぎ倒れ始める」そうです。(気象庁用語解説「風の強さと吹き方」)
夜半の暴風が、箕面ではしばしばこのレベル以上だったことが推察されます。
また、公園の倒木は概ねは北から南向き、又は西から東向き。
これは風向を示し、近畿の南を通過した台風の風が反時計回りの方向で吹くこととも一致。
「こんな(強い)風は、(箕面で)この数十年間経験したことがない」と、年配市民は話します。
いずれにせよ-めったにない暴風のよう・・。
以下、箕面の公園の台風21号被害の様子です。
※これらの写真は、公園の被害の全てではありません。主な公園の様子です。
【おわび】
このHPが利用する「Jimdo」のシステム変更に伴うトラブルで、10月上旬からブログの投稿ができず申し訳ありませんでした。
(NPO花とみどり 事務局)
「親子でお花と遊んでみませんか ♡」
「マリーゴールドを摘んで、ブーケをつくったり、アレンジ生け花したり♪」。
こんなキャッチコピーで、NPO花とみどり と みのお園芸ファーム とが“花育”イベントを企画。
開催予定日は、9/18(月・祝)。
今、問題は、《 台風18号 》。
この日には、近畿を通り過ぎてる??(9/13現在 予報。下の画像参照↓)。
主催者は「暴風雨や大雨でなければ、雨天(小雨)決行」だそうで、最終判断は天気(予報)などをにらみつつ当日の朝になるかも・・としています。
【開催中止情報は、このブログ記事の末尾に追加記載。
(事前申し込み者には電話連絡の予定)】
雨天時は、代表者などが近くの公園へお花を摘み行き室内でブーケなどを行います。
■ 花と話そう ■
日時:9/18(月・祝)午前10時~正午 (雨天(小雨)決行)
会場:みのお市民活動センター & 古井戸公園
晴天=公園中心。
雨天=市民活動センター中心
内容:ミニ生け花などでお花や自然と親子での触れ合い
費用:募金(親子1組で200円程度)
主催:NPO花とみどり&園芸ファーム
お申込み・問い合わせ先
☎090-4901-6693(事務局 しげもと)
※先着10組 (9/13現在6組(子ども12人(0歳~10歳)))
※大人のみの参加もOK。
※こうした天候事情なので、「晴れたら参加」などでも受付。
(但し、こうした受付は前日夕方まで)
イベントの意義は、次のとおり。
① 冬花壇への切り替えに伴い撤去する前のお花を生かす。
② 子育てママなどの癒やし(ストレス解消など)に役立てる。
③ 取組を通じ、箕面での「花育」の確立につなげる。
去年は、親子3組でテスト開催。
好評だったので、今年は一歩進めて開催。
去年のイベントは、既に波及効果を生んでいます。
去年のイベント開催での2歳児の反応がヒントになって、その秋の別のイベント(NPOフェスタ)で、子どもを含む人々の「身近な生きもの好感度調査 in 箕面」を実施。
人々の好きなお花はサクラやバラを超えて「ヒマワリ」らしいことなどを突き止め、仮説的ですが、レポートにまとめました。
※ 「身近な生きもの好感度調査 in 箕面」のレポートは、希望者に無料でお送りします。(但し10人まで。到着後、よければ感想と募金とをお願いします)
(NPO花とみどり 事務局)
NPO花とみどりグループの「公園・緑地魅力アップ委員会」が、かやの中央地域の公園「木戸が池緑地」の管理を始めます。
以前から地域自治会などによる公園の「自主管理」(清掃・草刈り・花壇の世話など)は行われていましたが(既に100団体余。箕面市)、今年度から市は管理組織への交付金を増やすなどして、この「自主管理」をさらに広げようとしています。
同「委員会」が公園の管理に乗り出す目的は、交付金による花とみどりの活動資金確保もありますが、本来のミッション(使命)である“公園の魅力アップ”にモデル的に取り組むことです。
市民の間に「箕面の公園はお花なども少なく、さらに魅力アップを」との声がある中で、その取り組みが注目されます。
なお数年前から、同じNPO花とみどりグループの「みのお園芸ファーム」が、近くの古井戸公園・花咲か公園の放置花壇の再生に取り組み、今では見事な花を咲かせる実績を上げています。同「ファーム」も、今後、古井戸公園などの自主管理への取組を強める予定です。
「木戸が池緑地」はかやの中央地域の都市整備(土地区画整理事業)に伴い十数年前に整備され、今後、新駅が開設されると市の南の玄関口として人々の目につく公園に・・。
「木戸が池緑地」とともに「古井戸公園」「花咲か公園」が魅力アップされば、花とみどり豊かなかやの中央地域づくりにつながるでしょう。
「木戸が池緑地」は、真ん中にシンボルの“池”がある面積約8.500㎡の公園。
ここにはグラウンド(裸地)はなく、池を囲む斜面など大半は“草地”です。
この“池”と“草地”とが、魅力アップの大きな資源になるとみられます。
“池”には、この春までは水面にペットボトルなどのごみが浮かび、見苦しくかったのですが・・。
管理を始めるにあたって善処を同「委員会」が希望したところ、市は他の市民の声も受けていて、早速に池の水面の掃除を専門事業者に依頼、浮遊ごみが一掃されさわやかな水面に・・。
また池を囲む斜面上の柵があちこち壊れたままでしたが、池の掃除と併せて市により修繕され、安全できれいになりました。
この市の対応により、緑の中に“清らかな水面”や“牧歌的な柵”がよみがえり、「木戸が池緑地」の魅力アップへの取組に弾みが・・。
一方、“草地”は、春~秋は青草が生えきれいに見えますが、実は問題が・・。
池の斜面の“草地”に入りよく見ると、外来種のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)やヒメジョオン(姫女菀)が全体にビッシリ生え、さらに一部には地表を覆うすクズ(葛)が密生。
この状態を放置すると、背の高いセイタカアワダチソウなどが林立、クズが地表や草木の茂みを上から覆うなど「草ボウボウの光景」に・・。
これらはパイオニア植物などと呼ばれ、陽光がふりそそぐ裸地が生まれるといち早く侵入し一面に生える性質です。
現地は今まで、年に何回か多大な労力をかけ草刈り機などで全面的な除草が繰り返されているので安定した草地に見えますが、こうした「問題植物」の侵入・拡散を防ぎきれていないようです。
「木戸が池緑地」の当初は、今でも一部に残る紅白のクローバーやシバ(芝)などの背の低い草(グラウンド・カバーグラス=地表を日陰で覆い他の草を抑える)が植えられていたと推定されます。
この状態が維持されておれば、良かったのですが・・。草刈り作業の負担も軽くなっていたでしょう。
このため、とりあえずはセイタカアワダチソウ・ヒメジョオン・クズなどを「問題植物」として対応を始め、ゆくゆくは箕面の風土に合った花々などが豊かに咲く“さわやかな草地”にならないか・・《草地管理》へ向けて試行錯誤中・・・。
(対応のアイデア募集中!)
こうした「問題植物」の克服=《草地管理》の“第1ステージ”は、少なくとも数年間かかる見通し。
◆ 市民草刈り隊(仮称)スタート説明会 ◆
日時:8/19(土)午後1時半~3時半
場所:みのお市民活動センター(かやの中央。映画館の北側)
内容:公園の草刈りなどの有償・無償ボランティアの募集の説明。事例紹介、現地見学。
主催:NPO花とみどりグループ「公園・緑地魅力アップ委員会」
連絡先&協力:NPO花とみどり(電話:090-4901-6693)
(箕面市広報紙「もみじだより」オアシス欄でも案内)
同「委員会」では《草地管理》という視点から、この“第1ステージ(問題植生の克服)”を乗り切るため体制の補強を目指し「市民草刈り隊(仮称)スタート説明会」を開きます。
なお、第1ステージ中でも、並行して実施可能な対応を考え“魅力アップ”を進める予定です。
(NPO花とみどりグループ「公園・緑地魅力アップ委員会」)
「切らないで」との市民のささやかな願いが通じて、箕面の幹線道路の街路樹帯の“芙蓉(フヨウ)の花”が救われ、今、見事に開花・・。
市からの委託園芸事業者さんが街路樹帯のツツジのせん定やお掃除をする際、こうした樹木はしばしば刈り取られるのが通例・・。
確かにこの“芙蓉”は歩道サイドにはみ出ているし、作業時にはまだ開花してなかったので、切られてもおかしくなかったのですが・・。
「まもなく開花」を知っていたどなたかの気転と心とが、事業者さんに通じたよう・・。
荷札を下げた方、園芸事業者さん、どうもありがとう。
満開のピンクが、お花の少ない夏の街を楽しく彩ってます。
蜜か花粉か・・アブらしい虫さんもお食事に・・。
お花は、小さな生きものにも恩恵をもたらします。
場所は、中央線の「桜ヶ丘2丁目東」交差点の南西。
(ピーコック箕面桜ヶ丘店の少し東)
※撮影:7/22。
(NPO花とみどり 事務局)
箕面の花とみどりのアート作品を公開!。
まずは、箕面のアマチュア・カメラマン Tさんの作品『花のしずく』。
お花の美しさやいとおしさを、2つの水滴に映るデリケートな瞬間で見事にキャッチ!
箕面公園で半日粘って撮影に成功!したそうです(今年 4/13撮影)。
お花の名は「マーガレット」。
7月上旬に開かれた阪急池田駅前2階のギャルリVEGAでの「AOI写真教室池田(注)」主催の“四季の山野草と花華写真展”で発見!
(注)写真家・青井捷夫さん指導。
多数(35点)の展示写真の中でもとりわけ「すばらしい!」と直感。
早速、撮影者に交渉、快諾を得て掲載させていただきました。
※ Tさんは箕面市瀬川在住。
瀬川の水と緑と花を生かした地域づくりにも熱心で、NPO花とみどりの「友の会」の会員さんでもあります。
【コメント①】著作権
※ この写真の著作権はTさんにあり、転載などではあらかじめご連絡ください。
(このブログの他の写真は、出展(このHP)を明記していただければ公益目的での転載などは原則的に自由です)
【コメント②】投稿方法
※ この「美術館」の対象は、箕面の花とみどりのアート作品(写真・絵画等)です。作品制作者は、市外の方でもOKです。
※ お花の写実的な写真などは、当NPOが並行運営するFacebook公開ページ「見て見て! 箕面のお花」に自由にご投稿ください。もしアート作品に相当すると思われれば、その都度、判断させていただきますのでご連絡ください。両者の閲覧者層は少し違いますが、必要なら他方への転載紹介(一体的な運営)も行っていますので、基本的には同じです。
(NPO花とみどり 事務局)
★市民の方から事務局へ届いた感想です。(7/18)
「花のしずく」の写真には脱帽です。
素敵な写真、ありがとうございます。
粘って撮ったとのこと、何事も根気が大事ですね。
(山の活動などに熱心なTさん(男性)から)
市民の手による「箕面・花とみどりの学校(校長:甲角(こうすみ)裕子さん)」が、大阪コミュニティ財団(大輪会ふれあい基金)の助成を受け、このほど市内の緑あふれる大温室を借り第2期生などのフォローアップのための『中級コース』をスタートさせました。
申し込んだ生徒さんは、14人(2期生12人、「中級コース」を受けなかった1期生2人)。
会場は、園芸店・グリーンバレイ(箕面市桜1丁目)の高さ6mの大温室。
豊富な花苗などを見ながら「花とみどりの臨場感の中で学ぼう!」がねらい。
『中級コース』初日(6/17)の講師は、園芸専門家でこの店の元経営者の神代繁近(かみしろ・しげちか)さん。
テーマは「植物の選び方と栽培・デザインのポイント」
まず季節の花・アジサイを手に講義。
「アジサイの花は、土壌のペーハー(pH(注))が酸性だと青く、アルカリ性だと赤く・・」
「箕面あたりでは、赤紫色の花が多い」
「(手にした鉢の)この青さは、プロが出した色でとてもきれい」と語ります。
アジサイでは土壌のペーハーをコントロールすれば、花の色もコントロールできることを具体例で学習。
(注)pH:酸性・アルカリ性の指標。ペーハーはドイツ語読み。英語読みのピーエイッチでもOK。
講義は、お花のデザインにも及びます。
講師は円形のカラーセオリー図を示し、「隣りどおしの同色系、対角の反対色系などでまとめる」「うまくいかない時は、真ん中の“白”を使うと、まとまることが多い」とツボを披露。
さらには、鉢植えや寄せ植えのお花飾りの形状のセオリーへ。
「コンテナ(容器)の高さ=A、口径(幅)=B、容器を含めたお花飾り全体の高さ=Cとして、《A×1.5+B=C》にするとバランスが最適に・・」
「これは仲間(園芸専門家)と研究した結果です」と、自ら開発した貴重なノウハウも伝授。
休憩後は、テーブルガーデンの実習へ。
生徒さんの一人が出てテーブル上で、鉢植えや石(実はプラスティック製)を組み合わせてミニガーデンづくり・・。
花壇に近い感覚の実践的なデザイン実習・・。
講師は、「これは、お花の展示会での展示技術」と背景説明。
生徒さんの作品に講師が少し手を入れ、りっぱな作品が誕生・・。
最後は、講師が花とみどりのクイズを出題。
植物の名・属する科名など機知に富んだ出題10問、何問正解できるか?。スタッフを含め皆さん興味と共にいささかの緊張・・。
(実は正解最高者は校長の甲角さんでした・・当然ですが、でも良かった!(笑))
そのうちの1問をご紹介・・。
「大阪府の木と花は?」 (答は末尾に)
ともかく、講師は20年間以上にわたり花とみどりの現場を経験したベテランだけに実践的なノウハウが次々と伝えられ、人柄の良さもあって皆さん楽しく学べたよう・・。
※写真はいずれも6月中旬ごろ撮影。
【クイズの答】
大阪の木:いちょう(御堂筋の街路樹で有名)
大阪の花:さくらそう(府内の金剛山にクリンソウという原種が自生)
う め(古今和歌集に難波津(なにわづ)に咲くと詠われている)
【おわび】
※毎年ですが、この時期、NPOの総会準備など事務繁忙で、記事掲載がとどこおりご迷惑をおかけしました。
※ブログ記事の取材・掲載を手伝っていただけるボランティア・スタッフを募集中です。
(NPO花とみどり事務局)
「アオサギの団地みたい」と、箕面で見つけたアオサギ・コロニー(集団営巣地)の話題を、「なかよし自然観察会」リーダーのWさんがEメールで情報発信。
早速、現地へ。
場所は、箕面市粟生外院1丁目の「西の池」。
市の「第2総合運動場(スポーツセンター)」の東南に接する国道171号沿い北側のため池です。
抱卵中の巣とともに、子どもがかなり成長してる巣も同居。
アオサギは比較的大きな鳥で、そのコロニーは全国各地で見られるようですが・・。
箕面に住む「日本野鳥の会」のベテラン会員のTさんに問い合わせると、「箕面では見たことはない」とのこと。
都市化の進んだ箕面では“やや珍しい”よう・・。
巣は、いずれも複数の杭を足場に水上に・・・。
インターネットでアオサギ・コロニーの写真を調べると、その多くは樹上。
もしかすると、水上コロニーは“やや珍しい”のかも・・。
【コメント】 “やや珍しい”の2乗
今回の“アオサギ・コロニー”は、“やや珍しい”の“2乗”。
いずれにせよ。この“コロニー”が人々に暖かく見守られることが望まれます。
※ 写真撮影は6/1。
但し、この日の夜に一時的ですが、箕面は雷鳴とあられ(一部地域)を含む暴風雨に・・。
念のため記事投稿を延期し6/3に現地へ行くと、幸いにも抱卵中の巣を含めほぼ従来どおり。
でも、あの暴風雨をどのようにやり過ごしたのでしょう??
※ この箕面のアオサギ・コロニーの件は、まだ評価が未確定。
補足情報やご意見などをお寄せください。
(「生きもの会議」&「NPO花とみどり」)
田園に囲まれた萱野東小のそばに、箕面では珍しい「いちご」の直販が・・との情報が入ったのは去年。でも行ったら、シーズン終了で残念!
今年こそは・・と、「いちご直販所」の幟(のぼり)が立つ尾崎造園さんを再訪問。新鮮な「いちご」をゲット。
庭先に簡素な木箱があり、棚には大粒の真っ赤な「いちご」のパックが・・・。
思わず「おいしそう!」。
甘い「いちご」の香りがただよい、むせぶほど・・。
初めての体験!!
話しを聞こうとしますが、声をかけても誰もおらず・・。
ほどなく年配の男性が来て横から棚にパックを2~3つ並べると、お客にかまわず立ち去ろうと・・。
あわてて声をかけると、この方が「いちご」の生産・販売のご当人の尾崎さん。
庭先から1分ほどで、裏にある尾崎さんのいちご畑へ。
鳥除けのネットをかけるだけの「露地栽培」。
「ビニールハウスにすると、収穫期間は伸びるんやけど・・」(尾崎さん)
苗採りから1年かけて育てて、採れるのはわずかの期間(2~3週間?)。
気になる農薬に話題を向けると、「(栽培の)本には適当に農薬を使うよう書いてるけど、農薬は使こうてへん(ない)」と尾崎さん。
裏の畑で作るのは人々の目前でのいわば「公開栽培」、この言葉には重みがあります。
自然のままに熟したまさに、今が“旬(しゅん)”の「いちご」ですね。
もう一つ“香り”のヒミツは、やはり裏の畑での栽培ですね。
尾崎さんは畑でいくらか摘んだらそのまま庭先へ直行、棚に並べます。次々売れるので、これの繰り返しのようです。
つまり、「いちご」は香り高い採りたてホヤホヤ!
車に乗せて走ると、窓を開けてても車内には「いちご」の香りがただよいました。
【行き方】
箕面市石丸1-21-2。
萱野東小学校西側の細い道沿い。(軽自動車が何とか通れるぐらい)
※目印の幟は家の前だけ、近くの道にはPR(呼込み案内)は無く、まるで「隠れいちごの里」。品質もよく、近隣などの熱心なリピーター・ファンに支えられているのでしょう。
お値段は、1パック500円ほど。(小粒になると、もう少し安いようです)
尾崎さんによると「(採れるシーズンは)5月27日ぐらいまで・・」。
(注)尾崎造園さんは、少なくとも今はここに登場する尾崎さんの息子さんが経営。その隣が「いちごの産直所」になっているようです。そこで場所を分かりやすくするため、尾崎造園さんを使わしていただいています。
写真:5/18撮影。
【コメント】~ 付近の白島・石丸一帯は、“花&農の里”のイメージ・・今後は?
※ 付近の田んぼでは、毎春に「石丸れんげまつり」を開催。
また、近くには石丸ヘルシーファーム朝市、観賞用チューリップ畑、有機栽培のレモン園などが・・。
さらに、近くの里山には「とんど山桜園」などがあります。
※ 近くでは、数年後に向けて鉄道延伸工事が進んでおり、環境面からは、今後、これらの田園が現行の「市街化調整区域」でもできる資材置き場や沿道サービス店などの乱立でなく、農地をできるだけ保全・活用する方向が望まれます。
現在の“花&農の里”などとしての良好なイメージを、今後も生かし発展させることができるかどうかが問われています。
(NPO花とみどり 事務局)
このゴールデンウィークに花とみどりの“春のマルシェ(市場)”が、かやの中央の映画館前広場(市民活動センター正面)で開かれました(4/29)。
まず目をひいたのは、美しい『花水盤(はなすいばん)』の登場!
近くの公園花壇で間もなくシーズンを終えるパンジーたちに「最後にもう一花(ひとはな)咲かせてもらおう」と、「みのお園芸ファーム」がデモンストレーション用に摘みとって工夫・・・。
水玉を乗せ水面いっぱいにたゆたゆ揺れるお花に、来訪者・スタッフ問わず皆さんから「きれい!」の声が・・。
今回は、花とみどり関係の市民組織・5団体が参加。
タネから育てた夏向けのマリーゴールドなど花苗の寄付つき配布などを行いました。
また「みのおエコクラブ」のカブトムシ(幼虫)の配布や、「花壇をつくろう会」のハーブティーの試飲なども・・。
こうしたイベントには初登場の「生きもの会議」も7年間続けた箕面での「たんぽぽ調査」を受け、各種の実物たんぽぽの展示・説明を行いました。
「春のマルシェ」の様子は箕面のFM放送「タッキー(81.6MHz)」のHPでも紹介。
http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201704290926
【コメント】~「お花撤去」問題への意欲的なチャレンジ
人々を楽しませる四季を通じお花が咲く先端的な花壇づくりを研究・実践する「みのお園芸ファーム」のかかえる課題の一つが、次の花を植えるためにまだ美しく咲くお花を撤去せざるをえない問題。
誰でもまだ咲くお花の撤去には、「もったい」などと感じるでしょうね。
しかし、春花壇(パンジーなど)→夏花壇(マリーゴールドなど)→冬花壇(葉ぼたんなど)などと適切に切り替えるには、必ずしも枯れるのを待っておれず(その時の気候でも大きく変動)、どうして発生することが多い問題。
リーダーの上田さんは「(多年草の花壇なら撤去しないので批判は避けられるが) 多年草は花期(花の咲く期間)が短い(四季を通じて花が咲く花壇は難しい)。このため花期の長い1年草を中心にせざるをえない」と語ります。
そこで「お花の撤去」問題をクリアする試みとして今までに、夏の終わりのジニアの花束配布(ジニアは帰宅後の水あげが難しく不調)、マリーゴールドなどでのミニ生け花イベント(好評)を実施。そして今回は「花水盤」にチャレンジ・・です。
いずれにせよ、「園芸ファーム」の意欲的な試みが新たな何かを生み出すなど発展していくことが望まれます。
みなさん、アイデアをお寄せください。
【お礼】
「園芸ファーム」と「NPO花とみどり」とによるマリーゴールドの苗の寄付つき配布では、285ポットを配り1万4,250円の募金をいただきました。公園の花壇づくりや花とみどりのコーディネート活動などに生かせさせていただきます。どうもありがとうございました。
(NPO花とみどり 事務局)
4/29(祝)に花とみどりの“春のマルシェ”が、箕面市かやの中央で開かれます。
「NPO花とみどり」など5つの市民団体が、箕面でのお花の季節にふさわしいイベントを目指して、今年はとりあえずテスト的に取り組むものです。
◆ 春の マルシェ(市場)開催 ◆
日時:4/29(祝) 午前10時~午後4時
場所:かやの中央(キューズモール)の “映画館前 ひろば"
(「かやのさんぺい橋」西詰め/「市民活動センター」の正面)
内容:
① 寄付つき 配布
マリーゴールド・ハーブ・野菜(なた豆茶など)の苗
カブトムシ(幼虫) ※先着10人まで。育成器は各自で用意。
② 体 験
ハーブティーの試飲
竹とんぼ づくり(工作教室)
たんぽぽ の いろいろ(主に展示)
共同開催:みのおエコクラブ/みのお園芸ファーム/花壇をつくろう会/生きもの会議/NPO花とみどり(世話役)
【ご紹介】近くで「れんげまつり」開催
4/29は、かやの中央の北側に接する石丸地区で「れんげまつり」が開かれます。
よければ、そちらへもどうぞ・・。
かやの中央(キューズモール)から北東へ徒歩で10~15分。萱野東コミセンの南側一帯の田んぼで開催。れんげ畑に入れ、食べ物などのお店も多数出店。
【コメント】 テスト開催の背景・・将来は“総合的な緑花イベント”を展望
昨年まで千里中央で開かれていた箕面のみどりのイベント(NPO山麓委員会主催)が、今年初めに中止と発表されました。
そのため、これまでこのイベントに参加していた団体が『花とみどりの企画かいぎ(プラットフォーム)』(NPO花とみどり主催)で話し合い、急遽、代替的な催しを開くことにしたものです。
春には各地で“総合的な緑花イベント”が開かれますが、箕面ではれんげ祭など単発のイベントはともかく、総合的なものは行われてきませんでした。
こうした事情から、とりあえずテスト的なイベントとして開くことなったものです。
(NPO花とみどり 事務局)
今、箕面・白島の「花咲か公園」で、“葉ぼたん”と桜が競演するというやや珍しい光景が・・・。
この「珍現象」は、①花壇を管理する市民組織(みのお園芸ファーム)が意識的に“葉ぼたん”を春まで咲かせる一方、②早咲きの河津桜の開花とが重なったため出現・・。
箕面市内でもシンボルロード(箕面駅付近)では歩道のコンテナ花壇の“葉ぼたん”がお正月過ぎの1月半ば頃には早々と撤去されたのに対し、「花咲か公園」の春までの“葉ぼたん”残存は対照的・・。
この「春まで“葉ぼたん”」傾向は、小ぶり化や縮れなどの品種改良を背景に人々がすこしずつ「お正月の飾り」のイメージを超え、春まで続くその美しさに気づき楽しみ始めたからのよう・・。
「NPO花とみどり」メンバーのある女性も「“葉ぼたん”に目覚めた」と、お庭にたくさんの苗を植えたそうです。
箕面で、こうした“葉ぼたん”に魅力を感じる人々が増えてるのでしょう・・。
ヨーロッパの“クリスマスローズ”のように、“葉ぼたん”が日本的な冬場を通じたお花として今後も広がるかも・・。
以下、箕面で3月下旬に見つけた「春まで“葉ぼたん”」の数々です。
※ もちろんこうした動きは広域的なものでしょう。でも“葉ぼたん”は箕面特産(主に新稲)なので、箕面が先頭を切ってもいいでしょうね。
※ なお、「花咲か公園」の“葉ぼたん”が春まで美しいのは、冬の間も数日ごとに水やりや枯れた下葉の除去などお世話がやられているから・・・。街角の“葉ぼたん”も同様とお見受けしました。
※ ・・とはいうものの、「花咲か公園」の“葉ぼたん”は、まもなく撤収の予定(4月初めごろ)。マリーゴルドなど夏花壇への準備(土づくりなど)のためです。
※ 写真はいずれも3月下旬に撮影。
(NPO花とみどり 事務局)
市民の手で運営する「箕面・花とみどりの学校」(甲角(こうすみ)裕子校長)は、一昨年に“基礎(初級)コース”を終えた第1期生のさらなるレベルアップを目指し“中級コース”を開講していましたが、この3月にようやく最終回を迎えました。
資金面の制約から「前期」「後期」に分けるなど、苦労して開講していたものです。
特にこの1期生の“中級コース”「後期(4回)」は、民間の「大阪コミュニティ財団」の助成を受け開講にこぎ着けました。
この2/3月に開かれた最後の2回の様子を、ご紹介します。
★ 2月は『ハーブ』をテーマに・・
2/18は、『ハーブの種類と育て方』をテーマに、秋澤孝子先生※1から学びました。
※1:元大阪府立園芸高校教諭 & 豊中市「花とみどりの相談所」相談員
秋澤先生は、まずハーブの種類をパワーポイント(映像)で紹介し、その育て方などを講義。
また、秋澤先生は自ら育てたハーブ苗を持参、教材として生徒さんに配り植え付けを実習。
講義に続き開かれた“ハーブティー・パーティ”では、秋澤先生はハーブを使ったティーやクッキーを持参し生徒さんにごちそう、ハーブの風味を楽しく体験学習。
★ 3月は『花壇向けの“土と肥料”』を学ぶ
前日にNHKTV「あさイチ」に生出演、「いのっち(井ノ原快彦さん)とコンビで・・」と、にこやかに講義を始めた吉田謙一先生※2が、3/11の講師。
※2:㈱ハイポネックスジャパン テクニカルサポート室長 & NHKTV「趣味の園芸」講師
お花の“土と肥料”の大ベテラン吉田先生は、前回は「コンテナ(鉢・プランターなど)」向け、今回は「花壇(地植え)」向けと分けて詳しく講義。
吉田さんは「(柔らかくても)砂のようなサラサラの土はダメで、団粒(だんりゅう)構造のツブツブの土が水や栄養を保ち根にもいい」と、まず理論面から説明。
続いて、箕面のホームセンターなどで買いそろえて来た土や肥料のサンプルを次々と繰り出し、自らの豊富な実践経験談を交えて分かりやすく講義。
先生の人柄にひかれ、生徒さんは自分が鉢植えで育てたお花を見せて論評してもらうなど先生に親しく接していました。
共に経験豊かでなごやかで工夫に満ちた先生方に恵まれ、生徒さんも楽しそうに学んでました。
こうして “中級コース”を学び終えた皆さんは、かなりの園芸の知識・技術を身につけられたと思われますので、今後、家庭緑花や地域緑花で活躍されていくことでしょう。
同「学校」は、続いて昨年12月に“基礎コース”を修了した第2期生向けの“中級コース”を、この初夏頃から開講の予定です(同じく「大阪コミュニティ財団」助成)。
【コメント】鉄は熱いうちに・・・2期生への期待高まる
1期生の生徒数は30人でした。ところが今回の“中級コース(後期)”まで、残ったのはその30~40%でした。ただスタッフが7~8人いたので、スタッフを含めると受講者数は予定の20人近くにはなりましたが・・・。
学校運営委員会では、“中級コース(全7回)”が断続的に1年半にわたったことが主な要因の一つとみなし、次の2期生の“中級コース”についてはすみやかに開講し半年程度で終える予定にしています。「鉄は熱いうちに・・・」という訳で、2期生への期待が高まっています。
(NPO花とみどりグループ・「箕面・花とみどりの学校」運営委員会 事務局)
2/19(日)午前、箕面の箕川(みのかわ)沿いの遊歩道で『観梅と甘酒の会』が催され、春の到来を感じさせる穏やかな陽光の中、主に他から来て受付で記名した約70人と、スタッフなど地元の人々を含め、おおよそ100人が集いました。
川沿いの「外院の里 西遊園」では、主催の「箕川・水とみどりの会」により隣町・池田の銘酒「呉春」の酒粕(さけかす)を使った“甘酒”が振る舞われました。
訪れた中には、市内の箕面川・石澄川・千里川などで川そうじや水辺の地域づくりに取り組む人々も・・。
その多くはかつて開かれていた『川の交流会』(事務局・市民活動フォーラムみのお)のメンバーで、久々に交流・・。
川沿いには、スイセンなどのお花も植えられてます。
一部には、ハーブでもあるローズマリーなどの多年草が連なり、シーズンには繊細なお花の道になるようです。
こうした川づくり・地域づくりに10年以上にわたり取り組んできた「箕川・水とみどりの会」の高山嗣彦さん(会長)は、「川のごみが余りにひどすぎて、地域の皆さんに呼びかけそうじを始めたのがスタート」と、笑顔で思い出を語ります。
住民の想いがこもった140本に及ぶ梅の並木道づくりやホタルの保護など、箕川は市内のいくつかの河川で行われている“川を生かした魅力ある地域づくり”の中でもモデル的な存在でしょう。
いずれにしても、お天気にも恵まれ、のんびりほっこりしたいい半日でした。
【コメント】活動のコツ → ニーズに合わせ多様に進化
川そうじに始まり、花の遊歩道づくり・ホタルの保護、さらには「観梅会」などのイベント開催へ・・・「箕川・水とみどりの会」の活動は、住民のニーズや必要性に合わせて多様に進化・発展して来たようです。 (アメーバー型・活動スタイル)
一方、同じ川そうじでも、いつまでもそれだけにとどまってると、川のごみがきれいになる中でそうじの必要性がハッキリしなくなり、メンバーも増えず減り高齢化に悩む組織も・・。 (タコツボ型・活動スタイル)
「箕川・水とみどりの会」もいろいろ課題はあると思われますが、その中で分権化などを通じ後継リーダーの養成にも努めている様子・・学ぶ点が多いようです。
(例)今回のイベントも、実行委員長は会長とは別の方でした。
【関連報道】この催しは、箕面のFM放送「タッキー(81.6MHz)」のHPでも紹介されています。
http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201702191701
(NPO花とみどり 事務局)
10年ほど前から、箕面・粟生外院(あおげいん)の箕川(みのかわ)沿いで、河川管理者の大阪府の協力のもと遊歩道の整備と、そこへの住民一人ひとりの思いを込めた梅の木の記念植樹が始まりました。
近くの六中や箕面東高の生徒も、卒業記念の梅の植樹やスイセンの植え付けなどを・・。
さらに、ラベンダーなど繊細な美しさの100m以上にわたるお花のベルトなども・・。
今では、全長1km余りに140本に及ぶ紅白の梅や草花が咲きます。
現地では、既に梅の花がほころび始め・・。
この2/19(日)に、梅の生長を受けて住民の手で『観梅と甘酒の会』が開かれます。
主催は、梅の植樹以外にも地道な川の清掃・除草、草花の栽培などに、長年、取り組んできた「箕川・水とみどりの会」(会長・高山さん)。
当日は川沿いの「外院の里 西遊園」で、甘酒を提供(先着100人に)。
◆箕川の『観梅と甘酒の会』◆
日時:2/19(日)午前10時~11時半 無料 雨天中止
場所:箕川沿いの帝釈寺~河原橋~外院の里 西遊園~下流一帯
甘酒提供:「外院の里 西遊園」(川沿いの「南外院橋」東詰)
主催:箕川・水とみどりの会
協力:NPO花とみどり/箕面ホタルを守る会
問合せ先:杉原さん(電話:080-1445-4425)
(箕面市広報紙「もみじだより」でも案内)
また、同会はホタルの保護にも取り組み、シーズン中は川沿いの住宅の光が漏れるのを防ぐため夜は窓のカーテンなどを閉める運動や、市に働きかけ街灯を消すなどの取組を進めてきました。
こうして箕川には多くのゲンジボタルが舞い、一部の区間(帝釈寺の裏)では箕面では唯一といえるヘイケボタルがわずかに生き残ってます。
このように、箕川沿いは地域の手で育まれ愛される見事な“水と花とホタルのプロムナード(遊歩道)”となっています。
【アクセス】
《バス:北から》
山麓線の阪急バス「外院」下車。山麓線を東へ進み次の信号「帝釈寺北」を南下、お寺を過ぎた先の信号=「河原橋」から箕川沿いに南東へ。150m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
《バス:南から》
国道171号の阪急バス「新家(しんけ)」下車。国道を東へ進み次の信号「粟生新家」を北へすぐの箕川の「里の橋」から川沿いを北上。500m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。
《車》
帝釈寺(箕面市粟生外院2-14-11)を目指し、同寺の南方面の川沿い一帯が会場。
詳細は次へ問い合わせ → NPO花とみどり事務局(電話:090-4901-6693)
(NPO花とみどり 事務局 )
今、「十月桜(ジュウガツザクラ)」が、箕面の新稲(にいな)の田園で咲いてます。
咲くのは11月下旬~3月下旬ぐらい、つまり冬中です。
いわば“桜畑(とその残存樹木群)”で、スカイアリーナの南側など新稲の村(集落)の北側の田園地帯に2~3か所あります。
以前、村の人に確かめたところこの桜は「出荷用」とのこと、10年ぐらい前に軽トラックに積まれてるのを見ました。
しかし、今回、1か所の桜畑は姿を消してました.
開花は、ソメイヨシノに比べると小さな花が、パラパラと低密度で開きます。
でも寒さの中なので、花を眺めていると心が温まります。
撮影は、1月上旬。
(コメント~新稲村)
かつて園芸が盛んだったので、今でも造園業や花木や花の畑がみられます。
近年、農道を整備するなど、府内でも珍しい正真正銘の専業農家(リタイア専業農家ではなく)を中心に農業にも力を入れています。
(NPO花とみどり 事務局こ
※下記にコメントが寄せられています。
市民が運営する『箕面・花とみどりの学校』の修了式がこのほど行われ、第2期の入学者30人のうち83%の25人が「園芸基礎コース」の約1年間の授業(全9回中6回以上)を無事に終え、甲角(こうすみ)裕子校長から修了証が手渡されました。(12/17)
いずれも、熱心にお花づくりを学んだ生徒さんです。
修了生25人の顔ぶれは、女性22人+男性3人。
中には、カップル(夫婦)や、職場の花壇づくりを目指す仕事仲間も・・。
『学校』は“花とみどりがあふれる箕面”への人材育成がねらい。
甲角校長は修了式のメッセージで、「これからは家庭の緑花とともに、ぜひ街角の緑花も・・」と期待を寄せました。
修了生へのアンケートによると、インターネットで園芸知識が比較的容易に入手できる中、『学校』での講義とともにタネ播きなど“実習体験”が好評だったよう・・。
かやの中央の古井戸公園などを利用した“実習重視路線”は、評価されているようです。
式の後には会費制で楽しくティーパーティー。スタッフ交え、なごやかに交流・・。
なお修了生の中には既に道路のお花の世話をしている人もおり、この日に街角緑花組織「みのお園芸ファーム」「花壇をつくろう会」への参加を表明した人も出ました。
なお、この日の修了式に先立ち「基礎コース」最後の授業が行われ、生徒さんから前回に学んだ「お庭のデザイン」を生かして考えてきた自宅の庭やベランダ、職場の花壇づくりの「プラン(構想図)」の発表が次々と行われました。
いずれも、楽しく期待にあふれたプランでした。
※修了式の様子は、箕面のFM放送「タッキー」のHPでも紹介。
http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201612170945
※『学校』の今後ですが、次の「第3期生」の募集は1年ほど先の見込み、 当面は第2期生向け「園芸中級コース」開講への資金確保に努力中(助成申請)。 なお、第1期生は、現在、「大阪コミュニティ財団」の助成を受け「中級コース」を受講中(3月終了)。
※ 第1期・第2期の成果を踏まえ、『学校』のさらなる拡充を運営委員会で検討中。
主な課題は、第3期では授業などを通じて生徒さんの家庭緑花へのパワーを街角緑化へどう導くか など。
(ご意見をお寄せください。また『学校』の運営委員会を1/25(木)午後1時半~、3時半。みのお市民活動センターで開催。オブザーバー参加OK。申込み:Eメール:hana.midori.minoh★gmail.com(送信時は★を半角@に)。電話:090-4901-6693)
(箕面・花とみどりの学校 事務局)
この秋の2つのイベント※で、「NPO花とみどり」をはじめ各団体が“花とみどりのマルシェ(市)”として花苗配布などを行い、市民に街の緑花を呼びかけました。
広いイベント会場のうち、“花とみどりのマルシェ”は通行者の多い街角に出展(店)。
※2つのイベントと“花とみどりのマルシェ”の開催場所
①『山とみどりのフェスティバル』=10/30。開催募集:箕面駅前ステージ。
・・イベント全体主催:NPO山麓委員会・箕面市
②『NPOフェスタ』=11/20。開催場所:かやのさんぺい橋。・・イベント全体主催:みのお市民活動センター
「みのお園芸ファーム」のメンバーが育てた箕面特産の葉ぼたんなどの苗を、2つのイベントを通じ約680ポット配布。
葉ぼたんは、箕面の特産品の一つ。
箕面の街に葉ぼたんが広がれば、“地産地消の箕面らしい風景づくり”といえるでしょう。
スタッフは葉ぼたんの苗を渡した人一人ずつに『育て方のちらし』を手渡し、「12月初めには肥料をやるのを止めてください」「(すると緑の)葉が色づいてきます」などと話しかけていました。
渡しぱなっしでなく、後まで責任を持つ姿勢・・。
また、市内粟生外院で毎年5月後半に行われる“バラ祭”のPRを兼ね、“バラのぬり絵”が子供たちなどでなごやかに・にぎやかに・・。
さらに、子供たち向け竹とんぼ工作教室も・・。(みのおエコクラブ。駅前ステージ)
“収穫の秋”・・箕面でとれた産物がいろいろ・・。(みのおエコクラブ。駅前ステージ)
市民が栽培したハーブティーの試飲なども・・・。(花壇をつくろう会。駅前ステージ)
パネルで活動の会の様子を紹介・・(瀬川 親水と散策の場をつくる会。駅前ステージ)
またグリーンアドバイザーによる「園芸相談」も、両会場で・・・。
特に箕面駅前ステージでは、27件(25人)と賑わいました。
好きな生きものの「シール投票」も行われました。(さんぺい橋)
箕面の人気者・滝の道ゆずるくんも登場!(駅前ステージ)
※ これらのイベントで、花とみどりの各団体関係では、皆さんからの募金を合計3万5,903円(山とみどりのフェスティバル:1万8,400円。NPOフェスタ1万7,503円)いただきました。
どうもありがとうございました。
【“花とみどりのマルシェ”出展団体】
みのお園芸ファーム/粟生外院バラ祭/箕面・花とみどりの学校/みどりの街しんぶん/みどりのカーテン広げ隊/みのおエコクラブ*/花壇をつくろう会*/瀬川 親水と散策の場をつくる会*/NPO花とみどり (順不同。*印:『山とみどりのフェスティバル』のみ出展。一部略称)。
(NPO花とみどり 事務局)
箕面で非営利&公益的活動をする団体の紹介などを目的とする『NPOフェスタ』が、11/20(日)にみのお市民活動センター(かやの中央≒キューズモール2階・西)一帯で開かれます。(午前10時~午後4時。主催:みのお市民活動センター)
このイベントに“花とみどりのマルシェ(市場)”として、まちなかのみどりの6団体が参加します。
まちなかのみどりの団体は、当日は「かやの さんぺい橋(イオン箕面店~映画館間)」の上で店開き。
主な出し物は、次のとおり。
① “園芸相談” ・・グリーンアドバイザーが相談に・・。
② 葉ぼたん・パンジーの “花苗配布(寄付付き)”。
・・「箕面。園芸ファーム」の皆さんがタネから愛情を込めて育てた苗。
③ 粟生外院のバラ祭にちなむ“バラのぬり絵”体験
・・来年5月後半に予定される「バラ祭」のPRを兼ねて・・。大人もOK。
④ 好きな生きものを選ぶ“シール投票”
・・主に子どもたちが会場を巡るスタンプラリー向け出し物。ラリーしない人も投票OK。
今回、新たに始める「好きな生きものを選ぶ“シール投票”」では、箕面で見られる次のような花や動物18種類が登場・・。
親子連れでどうぞ・・。
※まちなかのみどり関係の6団体
粟生外院バラ祭実行委員会/「みどりの街しんぶん」編集委員会/箕面・花とみどりの学校運営委員会/みのお園芸ファーム/みどりのカーテン広げ隊/NPO花とみどり(順不同)
※この記事の投稿に際し、11/20とすべきところを10/30と間違った日付でご紹介し、数時間その状態が続きました。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。訂正します。
(NPO花とみどり事務局)
今、秋が深まる中で、「花咲か公園(箕面市白島1丁目)」ではまだマリーゴールドが元気に咲いています!
菊とよく似た香りが・・。
その鮮やかさは、今の季節では市内の公園花壇の中でもピカイチでしょう。
かなりのご老体のはずですが・・、まるでがんばる高齢者のよう・・。
その見事さは、「かやの さくら橋」(200m離れたショッピングセンター・キューズモールの東の橋)からも・・。
近くの「古井戸公園」では1か月以上も前に、夏花壇の傷んできたマリーゴールドなどを撤去し。葉ぼたんの冬花壇にヘンシン済み・・。
なぜ、この季節、「花咲か公園」では見事なん??
この公園花壇のお世話をする「みのお園芸ファーム」の上田さん(代表。園芸農家)に、そのノウハウを質問。
「まず(しおれた花の)“花ガラ摘み”を、熱心にやってることに尽きますね」
「花というものは、タネ=子孫ができると安心し老化へ・・」
「(タネになる前に)“花ガラ”を次々と摘み取って手入れしてやるとタネができず、子孫を残すまでガンバロウ!と元気に花を咲かし続けます」
「もう1つの理由は、“水やり”を(涼しくなった今でも)毎日やってるから・・」
「花か盛りを過ぎると、育ててる人間の方にも緩みが生じます。きれいに咲いたな~、この後は花が傷んでもやむ得ないと・・」
「お花の命を延ばしてやるには、自然の力の限界(寒さが到来する)まで生かしてやろうという育てる人間の意気込みが大切ですね」
要するにお花の“健康寿命”を延ばすよう、ほぼ毎日、「園芸ファーム」のメンバーが交代でお世話を・・。
「「花咲か公園」のマリーゴールドは、いつまで・・」と聞くと・・。
上田さんは、「いずれは寒さに負けますが、とりあえずは11/20頃までは撤去せずに様子をみます・・」とのこと。
※ 撮影=11/7・9。
(NPO花とみどり事務局)
11/3(祝)に、箕面で『生物多様性研究フォーラム』が開催されます。
第1部では食べ物・農業・土砂災害防止などの「生物多様性の恵み」について、第2部ではブルーギルなど外来動物の影響・シカの食害などの「生態系の保全と再生」についての報告です。
いずれも、忘れがちな生物多様性の恩恵に、箕面の現場からの“身近な自然”を大切にする立場からの最新報告とみられます。
まちなかのみどりという面から特に注目されるのは、「箕面の都市農業における地産地消」についての箕面の若手農家の乾さん(箕面市農業経営者連絡協議会)からの報告です。
都市化が進む大阪府内で、箕面は農地や農業が比較的残っているのが大きな特色。
従来は必ずしも十分に評価されて来なかったこの特色に、地元農家による朝市での野菜の直販活動などを取り上げ光をあてる貴重な報告になるとみられます。
◆生物多様性研究フォーラム◆
~人と自然の共生のために
・・箕面の身近な自然を大切にしよう!~
日時:11月3日(祝)13時~15時30分
場所:箕面 文化・交流センター 地下多目的室(阪急箕面駅前。みのおサンプラザ1号館)
入場無料・申込不要(先着60名)
内容:
第1部・生物多様性の恵みを理解する
①「食べる」ことと生物多様性のつながり
大阪青山大学子ども教育学科准教授 古田 豊子
② 箕面の都市農業における地産地消
箕面市農業経営者連絡協議会 乾 真弥
③ みのお山麓と土砂災害の備え
大阪府砂防ボランティア協会 上畑 憲光
第2部・生態系の保全と再生のための活動
① 才ヶ原池ブルーギルの食性調査
大阪府園芸高等学校 ビオトープ部
② 増えすぎたシカの実態/モニタリング調査
大阪府立環境農林水産研究所 幸田 良介
③ 有害鳥獣捕獲の現場から
大阪府猟友会箕面支部長 平山 竹一
司会:近藤万里(NPO山麓委員会理事・生きもの会議)
主催:箕面市・NPO山麓委員会(「みのお山とみどりのフェスティバル」の一環)
連絡先:NPO山麓委員会(072-724-3615。090-1133-3615)
※ 終了後に交流会(要申込、参加費1,000円)
(NPO花とみどり事務局)
10/30(日)の午前10時~午後4時、箕面の山と街にわたるみどりのPR(啓発)や市民の活動紹介などを行う『山とみどりのフェスティバル』が、箕面駅~瀧安寺の滝道沿いで開かれます。
“まちなかのみどり”関係は、“花とみどりのマルシェ”として主に箕面駅前ステージ(「足湯」の南側)で開催。
当日の駅前ステージでのメニュー(出し物)の予定です。
◆「園芸相談」・・専門のグリーンアドバイザーが対応。
◆「葉ぼたんなどの花苗配布(募金付き)」・・市民ボランティア組織がタネから育てた苗。
◆「ハーブティの試飲」・・手作りハーブ。もちろん箕面産。
◆「竹とんぼ工作教室」・・竹とんぼを作って飛ばしてみよう!
◆「干し柿づくり体験」・・干し柿用の柿(生)を販売。皮をむく体験も・・。
◆「バラのぬり絵(体験)」・・バラの花のぬり絵(3種類)をどうぞ。大人もOK。
さらには、活動の様子を紹介したパネルの展示やちらし(資料)の配布も・・
◆「瀬川での親水・散策の場づくり」
◆「バラ祭(粟生外院)」
◆「花苗づくりの様子」 など。
今回のイベントでまちなかのみどりに関するねらいは、市民への「花とみどりあふれる箕面へ」の呼びかけですが、とりわけ「葉ぼたん」がターゲットになっているのは、次の理由からです。
お花の少ない冬の代表的な美しい“花野菜”の葉ぼたんは、箕面の昔からの特産品。
特に、新稲(にいな)地区では12月上~中旬には、見事な葉ぼたんのお花畑が出現!【写真】
大きく広がる伝統的な葉ぼたんとともに、最近は背の高い葉ぼたんが人気・・
赤・白・背の高いものと・・3タイプの苗を配布。
実は、今の季節、葉ぼたんはまだ概ねフツーの緑の葉ですが、これを肥料コントロールなどをして葉を白や赤に色づかせ(緑色を脱色し)、うまく葉を巻かせ(葉を密生させ)られるかどうか・・このあたりがポイント。
誰でも成功できるように苗のお渡し時に育て方のノウハウ(説明書)をおつけします。 《お正月には、特産の葉ぼたんで箕面の街を飾ろう!》~ 皆さんチャレンジしませんか!
【補足コメント】
①このイベントは10年余、毎年、かやの中央で開かれてきたのですが、この7月から始まった北急延伸工事のため、今年から会場を滝道沿いに変更。
名称も「山とみどりの市民イベント」から、『山とみどりのフェスティバル』に衣替え。
②「花苗配布」など今回の催しのうち、かなりは11/20(日)の『NPOフェスタ』の際、かやの中央の「かやのさんぺい橋」の上で実施。
花苗には、パンジーの苗が加わる見込み。
(NPO花とみどり 事務局)