【速報】箕面・芦原公園にカフェ誘致 ~ 上島新市長「公園の魅力アップ」を表明

 

 この8月に選ばれた上島一彦新箕面市長が、9/18(金)に市議会で所信を表明。

 

 その中で、市内の公園について、「民間ノウハウを活かして・・魅力アップ」を行うと表明しました。

 その例として、箕面駅近くの「芦原公園」への「カフェ」の誘致をあげました。

 これは近年の法改正により、公園にふさわしい多様な施設整備の道が開かれたことを受けたものとみられます。

 

芦原公園(箕面市HP)
芦原公園(箕面市HP)

 

 昨年、吹田市の千里南公園(南千里)に、事実上はレストランともいえる“民間カフェ”がオープン、市民に大好評!

千里南公園の民間カフェ「バード・ツリー」('19年4月撮影)
千里南公園の民間カフェ「バード・ツリー」('19年4月撮影)

 

  市民にとって貴重な資源である“公園の魅力アップ”が大いに進むことが、期待されます。

 

【引用:新市長所信表明~公園の魅力アップ部分~】(箕面市HPから)

  ・・箕面市内には多くの都市公園が存在しますが、大阪城公園や 天王寺公園入口の「てんしば」※のように、民間ノウハウを活かして公園の魅力アップを行います。

  例えば、芦原公園の一角に人気のカフェを誘致するなど、市民の皆さまが使いやすい憩える公園にしてまいります                                    

     ※ てんしば:天王寺公園のお店などで賑わう芝生広場。

てんしば:昨年秋にオープン(大阪市HP)
てんしば:昨年秋にオープン(大阪市HP)

 

【コメント】市民を含む“民間パワー”で公園の魅力アップを

 お花が少なくややスタティック(静的な)公園が多い箕面で、その魅力アップや活性化(利用促進)が進むことは、たいへん望ましいことです。

 箕面には、かって樹木などで薄暗く奥深く「不良のたまり場」だった公園を、子供たちを含む住民のパワーで山の間伐材で作ったミニ時計台のある花壇を整備しそのお世話を続け、魅力アップに成功した例があります(箕面西北公園。愛称:すずは公園。箕面8丁目)。

すずは公園のミニ時計台オープンの様子(2008年)
すずは公園のミニ時計台オープンの様子(2008年)

 その他にも、小野原やかやの中央などのきれいな花壇の公園(小野原南1号公園、古井戸公園など)、花と緑の住宅団地(如意谷住宅)、川とホタルとお花の散策路(箕川・石澄川)など、住民パワーによる優れた魅力アップ例があります。

 箕面の場合、民間企業とともに、公園利用者や自主管理ボランティア組織など市民を含めて“民間パワー”とし、公園の魅力アップが進むことが望まれます。

 

                                                         (NPO花とみどり 事務局)