2/19 箕川で 『観梅と甘酒の会』  ~  住民が作り上げた“水・花・ホタルのプロムナード”

 

 10年ほど前から、箕面・粟生外院(あおげいん)の箕川(みのかわ)沿いで、河川管理者の大阪府の協力のもと遊歩道の整備と、そこへの住民一人ひとりの思いを込めた梅の木の記念植樹が始まりました。

 

 近くの六中や箕面東高の生徒も、卒業記念の梅の植樹やスイセンの植え付けなどを・・。
 さらに、ラベンダーなど繊細な美しさの100m以上にわたるお花のベルトなども・・。

 

 今では、全長1km余りに140本に及ぶ紅白の梅や草花が咲きます。

 

 現地では、既に梅の花がほころび始め・・。
 この2/19(日)に、梅の生長を受けて住民の手で『観梅と甘酒の会』が開かれます。

ほころび始めた箕川の梅。2/8撮影
ほころび始めた箕川の梅。2/8撮影

 

 主催は、梅の植樹以外にも地道な川の清掃・除草、草花の栽培などに、長年、取り組んできた「箕川・水とみどりの会」(会長・高山さん)。

 

 当日は川沿いの「外院の里 西遊園」で、甘酒を提供(先着100人に)。

 

   ◆箕川の『観梅と甘酒の会』◆
日時:2/19(日)午前10時~11時半 無料 雨天中止  
場所:箕川沿いの帝釈寺~河原橋~外院の里 西遊園~下流一帯
   甘酒提供:「外院の里 西遊園」(川沿いの「南外院橋」東詰)
主催:箕川・水とみどりの会
協力:NPO花とみどり/箕面ホタルを守る会
問合せ先:杉原さん(電話:080-1445-4425)
             (箕面市広報紙「もみじだより」でも案内)

 

  また、同会はホタルの保護にも取り組み、シーズン中は川沿いの住宅の光が漏れるのを防ぐため夜は窓のカーテンなどを閉める運動や、市に働きかけ街灯を消すなどの取組を進めてきました。


 こうして箕川には多くのゲンジボタルが舞い、一部の区間(帝釈寺の裏)では箕面では唯一といえるヘイケボタルがわずかに生き残ってます。

 

 このように、箕川沿いは地域の手で育まれ愛される見事な“水と花とホタルのプロムナード(遊歩道)”となっています。

 

「箕川・水とみどりの会」の活動様子を示すマップ(同会資料から)
「箕川・水とみどりの会」の活動様子を示すマップ(同会資料から)

 

アクセス】

 

《バス:北から》
 山麓線の阪急バス「外院」下車。山麓線を東へ進み次の信号「帝釈寺北」を南下、お寺を過ぎた先の信号=「河原橋」から箕川沿いに南東へ。150m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。

 

《バス:南から》
 国道171号の阪急バス「新家(しんけ)」下車。国道を東へ進み次の信号「粟生新家」を北へすぐの箕川の「里の橋」から川沿いを北上。500m先の小橋(「南外院橋」)の東詰に「外院の里 西遊園」。

 

《車》
  帝釈寺(箕面市粟生外院2-14-11)を目指し、同寺の南方面の川沿い一帯が会場。
  詳細は次へ問い合わせ → NPO花とみどり事務局(電話:090-4901-6693)

                                           (NPO花とみどり 事務局 )