梅雨明けの7/18(祝)、箕面市瀬川で住民が恒例の箕面川の“草刈りイベント”を開催。
全国的な「海の日」の取組の一環で、“内陸の川をきれいにすることで、海もきれいにしよう”がテーマ。
呼びかけたのは、消防団瀬川分団のOB会。
若い現役消防団員を含む地元の住民に、付近の河畔林保全などに取り組む瀬川親水・散策の場をつくる会メンバー、河川を管理する大阪府池田土木事務所職員など・・、総勢約40人。
いわゆる村の人だけでなく新住民や行政が参加してるのが、大きな特徴。
市長さんのあいさつや諸注意を受け、午前9時から作業スタート。
瀬川大橋~荘園橋下流の区間約300mを重点に、支流・石澄川(いしずみがわ)の合流点手前付近やお隣の池田市との境の今井橋付近を含め、川の中にモウレツに茂る草や低木を鎌(かま)や草刈り機で切り払います。
炎天下で汗だくに・・、時々、木陰で休んでお茶を飲みながら・・・。
やがてモウレツ草木も少しずつ姿を消し、川沿いはかなりスッキリと・・。
着実な効果が目に見えるのが、励みに・・・
約2時間=午前11時にほぼ刈り終えたこともあって、作業終了。
木陰で冷えたお茶を飲みながら一服、口々に出てきたのは・・。
「炎天下の作業はしんどいけど、やり終えた時の(汗をかいた後の心身の)爽快感(さわやかな感じ)は格別だ!」
「また、来年もがんばろう」との気分がわき出てます。
【解説】★ 箕面川下流で進む~住民の河川環境保全の取組 ★
箕面川下流区間(箕面市内としての下流)の瀬川・半町地区では、現在、住民による3つの“川の取組”が進んでます。
① 流れの中のごみ拾い・・「みのお川を美しくする会」
② 土手の草刈り・・「消防団の瀬川分団OB会」
③ 川岸の河畔林の保全・管理(適切なせん定を含む)など・・「瀬川親水・散策の場をつくる会」
これらの取組は互いに交流・連携しつつ、川の蛍の観察・保護や、瀬川緑地の放置花壇の緑花、各家の前のお花飾りなど地域緑花などへと広がりをみせています。
①~③は大阪府がアダプト・リバーなどとして応援するとともに河川整備工事などで配慮し、箕面市も③に助成するなど、行政の協力も・・。
河川などの公共空間を「治水」「利水」だけでなく「環境」として美しく快適にしていくには、従来の行政中心の取組だけでは不十分で、住民の知恵とパワーの役割が大切に・・・。
【参考】7/23 瀬川で散策路の整備に向け住民ワークショップ(案内)
◆日時:7/23(土)午前10時~正午
◆場所:瀬川会館(西国街道沿いの火の見櫓の横)
◆テーマ:石澄川沿いの散策路の計画をつくろう!
◆参加:無料・当日どなたでも参加できます。
◆主催:瀬川親水・散策の場をつくる会
◆連絡先:代表・川端さん(080-5638-1938)
(NPO花とみどり 事務局)
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若藤 正典 (火曜日, 19 7月 2016 17:15)
一定のエリアで草刈りするので、昆虫や小動物は残りのエリアで生き延びていく。そんなイメージを持っています。草刈りエリアが2から3年で一巡するのでしょうか。手入れすることで景観も維持されるのでいいことと思います。