園芸の人材の育成を目指す「箕面・花とみどりの学校」は、この7月に第1期の園芸基礎コース(初級クラス)を終えた修了生限定で、より実践的な「フォーローアップ講座(中級クラス)」を開催。
第1日目の10/31は箕面のしにせ園芸店・グリーンバレイ(桜地区。戦前から開業)の緑あふれる大温室の中で開かれ、生徒さん14人にスタッフ含め22人が参加。
長らくこの店の経営にかかわってきた園芸専門家の神代(かみしろ)繁近さんを講師に、「植物の選び方と栽培のポイント」を学びました。

園芸店だけに教材は豊か、講師は花鉢を手に「(必要なタイミングでは)お花を思いきってピンチ(はさみで切り取る)、やがて見事な花がたくさん咲きますよ」と、鉢のお花を遠慮なく整理。
この“思い切りの良さ”がプロのワザの一つ・・。
皆さん、次々繰り出される~ 臨場感あるお話しに強く印象づけられたよう・・。


1時間ほどの講義の後は、実習。
「テーブル・ガーデンを作ってみましょう」と講師。
生徒の一人が出て、いつもの鉢の寄せ植えではないスケールの大きさにややとまどいながら、床の花鉢を次々とテーブル上で組み合わせます。

最後に、講師が石(模擬石)を手に「これで鉢を隠します」と、生徒さんの力作の手前に並べ出します。
目の前で、またたく間に一段と風格あるガーデンにグレードアップ。(↓)
まさに、「画竜点睛(がりゅうてんせい)」。
見事なプロワザを、ツボを抑えて見事に伝授!

最後は、楽しい「みどりのクイズ」を講師が出題。
「トマトは、何“科”?」
「箕面市の木と花は?」 などなど・・10問。
(答えは画像と末尾に)
皆さん半分正解もナカナカたいへん・・の中で、最高は「9問正解」。
実は、後ろに控えてた校長の甲角(こうすみ)さん・・さすが!
帰り際に生徒さんが笑顔で一言・・「今日は、とても楽しかったわ!」

※ (答え)トマトは、ナス科。
※ このフォローアップ講座はとりあえず年内に3回。来年度、もし資金が確保できれば継続も・・。
※ 来年2月からは、「花とみどりの学校」の「第2期 園芸基礎コース」がスタート。
近く新たな生徒さんの「募集案内」を発表(このHPにも掲載)。
(箕面・花とみどりの学校運営委員会 事務局)
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