ポスト・コロナへ向け議論 3/21NPO花とみどり総会開く

 

 箕面の花とみどりの街づくりに取り組む「NPO花とみどり」は、3/21に総会を開き、コロナ禍を乗り越えポスト・コロナの地域社会やNPO活動を切り開く議論をします。

 「事業計画書(案)」に基づき、主な議論の予定テーマをご紹介します。

 

✿ コロナ対策と公益的市民活動との両立 

  

 昨年来、「NPO花とみどり」と関連グループとは、屋内活動やイベントは必要に応じて見合わせつつも、公園の花壇づくり・草刈り、親子による桜の植樹会や子供向け花育のためのお花ブーケづくり(「花と話そう」)など屋外活動は基本的には継続。

 

 つまり、活動の全面休止などの「ことなかれ主義」ではなく、市民のための公益的な活動とコロナ対策とを両立させる立場をとりました。

 

 まず、その評価が議論点の1つ。

 

✿ “新次元のみどりの健康エコ社会”を展望 

 

   ポスト・コロナ社会では待ったなしの地球環境問題がクローズアップされ、文明的な転換の可能性が高いとみています。

 

 その視点から安易に「元へ戻る」ではなく、①新次元、②みどり、③健康、④エコなどをキーワードに、“農”の重視などを含めた新たな地域社会づくりを呼びかける方針案を打ち出しています。

 

✿ “新事業(公益的収益事業)”を検討

 

 NPO法人は収益事業でもうけた「収益」を株式配当のようにメンバーに分けるのはダメ(私的配分は規制)、でも「収益」を法人のミッション(社会的使命)に再投資するのは法的にもOK。

 

 「NPO花とみどり」は、社会的ニーズに応える自立的な資金力目指し、ミッションに沿った公益的収益事業を“新事業”として、今後、数年かけて企画・検討。

 これをどう進めるかが、大きな課題。 

 

✿ 会員みんなで、募金や会員募集を

 

 最近、「NPO花とみどり」の名が少しは知られるようになったためでしょうかーいろいろな相談や提案が寄せられるように・・。

 

 アメリカ オニアザミ除去・ササユリ復活・皿池公園一帯の緑花・NZ(ニュージランド)公園構想など・・・。

アメリカ・オニアザミ(箕面市市内)
アメリカ・オニアザミ(箕面市市内)
ササユリ(箕面市HPから)
ササユリ(箕面市HPから)

皿池公園(上方。下の池を含め計画決定)
皿池公園(上方。下の池を含め計画決定)
NZ産候補木の1つ=ジャラカンダ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
NZ産候補木の1つ=ジャラカンダ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

 こうしたニーズに応えていくためにも、シッカリした人材・資金などを持つNPO組織を作りあげることが望まれます。

 

 会員みんなで、募金や会員募集を進める方針案が出されています。


 

✿ 「NPO花とみどり」通常総会  ✿ 

 ◆日時:3/21(日)午前10時~正午  (時節がら懇親会はなし)

 ◆場所:文化・交流センター(箕面駅前 サンプラザ 地下)

 ◆議題:2020年度の活動報告案/決算案/監査報告 

     2021年度の活動計画案/予算案/

     会計規定(微修正)/理事の定年制廃止案(「申し合わせ」改正)

     /役員改選   

  ※ご希望の方には、議案書をお渡しします(NPO事務局へ)。

 

【総会の運営方法】

 ○ どなたでも参加OK(公開)。

 ○「NPO花とみどり」の会員は発言権・議決権があり、

  役員選挙への立候補又は候補の推薦ができ投票権があります。

   欠席の場合は、委任状・意見書(書面表決)の提出ができます。

 ○「花とみどりの友の会」の会員は、発言権があります。

 ○ その他の傍聴の方は、議長の許可を得て発言できます。

 

 ※「NPO花とみどり」の事業年度は、1/1~12/31(暦年)。

 

               (NPO花とみどり 事務局)