『箕面・花とみどりの学校』 2期生の80%・ 25人が修了!/園芸基礎コース

 

 市民が運営する『箕面・花とみどりの学校』の修了式がこのほど行われ、第2期の入学者30人のうち83%の25人が「園芸基礎コース」の約1年間の授業(全9回中6回以上)を無事に終え、甲角(こうすみ)裕子校長から修了証が手渡されました。(12/17)

 

 いずれも、熱心にお花づくりを学んだ生徒さんです。

校長先生(右)から修了証を受け取る生徒さん。みのお市民活動センター(かやの中央)で。
校長先生(右)から修了証を受け取る生徒さん。みのお市民活動センター(かやの中央)で。

 

 修了生25人の顔ぶれは、女性22人+男性3人。

 中には、カップル(夫婦)や、職場の花壇づくりを目指す仕事仲間も・・。

 

 『学校』は“花とみどりがあふれる箕面”への人材育成がねらい。
 甲角校長は修了式のメッセージで、「これからは家庭の緑花とともに、ぜひ街角の緑花も・・」と期待を寄せました。

修了証を手ににこやかな生徒さん(お名前は伏せてます)
修了証を手ににこやかな生徒さん(お名前は伏せてます)

 

 修了生へのアンケートによると、インターネットで園芸知識が比較的容易に入手できる中、『学校』での講義とともにタネ播きなど“実習体験”が好評だったよう・・。

 かやの中央の古井戸公園などを利用した“実習重視路線”は、評価されているようです。

同じような意見がみられました(修了生アンケートから)。
同じような意見がみられました(修了生アンケートから)。

 

 式の後には会費制で楽しくティーパーティー。スタッフ交え、なごやかに交流・・。

 

 なお修了生の中には既に道路のお花の世話をしている人もおり、この日に街角緑花組織「みのお園芸ファーム」「花壇をつくろう会」への参加を表明した人も出ました。


 なお、この日の修了式に先立ち「基礎コース」最後の授業が行われ、生徒さんから前回に学んだ「お庭のデザイン」を生かして考えてきた自宅の庭やベランダ、職場の花壇づくりの「プラン(構想図)」の発表が次々と行われました。


 いずれも、楽しく期待にあふれたプランでした。

作ってきたお庭やベランダのプランの発表風景
作ってきたお庭やベランダのプランの発表風景

※修了式の様子は、箕面のFM放送「タッキー」のHPでも紹介。

http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201612170945

 

※『学校』の今後ですが、次の「第3期生」の募集は1年ほど先の見込み、 当面は第2期生向け「園芸中級コース」開講への資金確保に努力中(助成申請)。 なお、第1期生は、現在、「大阪コミュニティ財団」の助成を受け「中級コース」を受講中(3月終了)。

 

※ 第1期・第2期の成果を踏まえ、『学校』のさらなる拡充を運営委員会で検討中。

 主な課題は、第3期では授業などを通じて生徒さんの家庭緑花へのパワーを街角緑化へどう導くか など。

(ご意見をお寄せください。また『学校』の運営委員会を1/25(木)午後1時半~、3時半。みのお市民活動センターで開催。オブザーバー参加OK。申込み:Eメール:hana.midori.minoh★gmail.com(送信時は★を半角@に)。電話:090-4901-6693)         

                                       (箕面・花とみどりの学校 事務局)