お花づくり支える“土や栄養”学ぶ・・3日目迎えた『花とみどりの学校』/箕面

 9月にスタートした『花とみどりの学校』(主催:同学校運営委員会)の第3日目が11/22に開かれ、生徒さん21人が学びました。

第3日目の講義を熱心に聞く生徒さん。女性が大半・・(みのお市民活動センター)
第3日目の講義を熱心に聞く生徒さん。女性が大半・・(みのお市民活動センター)

   まず『お花の健康』をテーマに、植物の栄養(肥料)や土づくりの講義。
 講師は、グリーンアドバイザーで樹木医の上尾正美さん。
 
 専門的な内容がかみ砕いて説明されるとともに、生徒さんは用意された「粘土※質土壌」「シルト※」「砂質土壌※」の3つのサンプルを手で触ってその違いを実感するなどしました。

 講師は「粘土や砂などが多い場合は、(植物栽培に不向きで)土壌の改良が必要」などと説明しました。

  ※ 粘土=非常に微細な岩石の粒子(くず。数ミクロン以下)。
  ※ シルト=粘土より大きく(粗く)、砂より細かい岩石の粒子(泥)。
    なお、 土壌とは岩石の粒子と腐植(有機物)とが混ざったもの(土)。


粘土質土壌・シルト・砂質土壌の実物サンプルを触る・・。
粘土質土壌・シルト・砂質土壌の実物サンプルを触る・・。


  後半は、近くの古井戸公園へ移動、
 「球根を植えよう」の実習。

現物の肥料などを使って説明・・。
現物の肥料などを使って説明・・。

 用意された植え方が違う数種類の球根を、手分けして実際に植えつけました。


 書物やインターネットを超えた“実物”“体験”など、実際に触れて学べるところが、この学校の大きなセールスポイントです。

【写真】4班に分かれ、いろんな球根の植え付けを体験・・
【写真】4班に分かれ、いろんな球根の植え付けを体験・・

※2015.3.12 微修正(粘土→粘土質土壌など)                       
                            (「花とみどりの学校」運営委員会)