新しい街は“花とみどり"で美しい装い/でも街区ごとに差も・・箕面「彩都」の街めぐり

 ニュータウン「彩都(さいと)」の花とみどりの住宅街(箕面市側)を巡る催しが、このほど(11/1)開かれました(主催:NPO花とみどりの街づくり)。


 阪大箕面キャンパスに接した既存住宅街(粟生間谷(あおまだに)東8丁目)に集まった一行がちょっと歩く※と、もうそこはマッサラの街「彩都」! 
 ※ 新旧の街が背中合わせに(歩行者は往来OK、車は今のところ通行止め)。


 そこには電柱・電線が姿を消し、花とみどりいっぱいのさわやかな新築住宅がズラリ!

これから、さらに緑豊かに・・。
これから、さらに緑豊かに・・。

 彩都(箕面市側)は「緑化重点地区(市指定)」で、市とディベロッパーとの協定で、全戸が道沿いに幅50cmのグリーン(緑地)ベルトを設けてます。
   
    この道を歩いてみると、“ゆとりと潤い"を実感!

自然石の壁+彩りの植栽 → 美しいグリーンベルト。手前の歩道もカラー。
自然石の壁+彩りの植栽 → 美しいグリーンベルト。手前の歩道もカラー。


 やがて、玄関前をキクで飾ったお宅へ。
 ご主人が出てこられ、いろいろ説明を・・。


 「(府外から)キクを連れて、ここへ引っ越してきた」
 「(南側の)庭で陽に当てて育て、(北側の)ここへ並べてる」・・

よくあるキクの大輪でなく、やや珍しい小さなキクの鉢植えが見事。
よくあるキクの大輪でなく、やや珍しい小さなキクの鉢植えが見事。
ご主人から、キクの話を聞く。
ご主人から、キクの話を聞く。

 しかし、見て回ると、街区ごとにかなりの差が・・・。
 電柱・電線+形式的な植栽 → 何となく建て詰まり感ただよう相対的にパッとしない新街区も。
 「“魅力"で売ろうというトコと、そうでないトコと・・デベロッパーで違いがある」・・・事情通の参加者が説明。

 

 一方、フツーは駐車スペースにする場所を花壇にしてるお宅も。
 個人差も大きい・・・。

 

 一律的な緑化基準とともに、ディベロッパーや入居者の創意工夫をいかに引き出すか・・ニュータウン緑化の「次の課題」もみえてきました。

オープン外構に作られた「花壇」・・思わずみとれます。
オープン外構に作られた「花壇」・・思わずみとれます。


  なお、この日の参加者は9人。
 雨模様の曇り空や現地への交通の不便さからか、いつもの半分から三分の一の人数でした。


※ 「花とみどりの街めぐり」は来年も行う予定。今、企画・運営の協力スタッフを募集中。問い合わせ先:佐藤さん(090-5651-0259)

※「彩都」の訪問地は、彩都粟生南5~6丁目。
※ 写真はいずれも、11/1(土)撮影。


                                                                                (NPO 花とみどりの街づくり 事務局)