3/15 “ため池フォーラム”~ 農家を交え貴重な話合い・・暮らしの景観研究会

 3/15(土)に“ため池”を取り上げた「フォーラム」が、箕面市の中央生涯学習センター(メイプルホール)で開かれます。

 

 開くのは、箕面の市民によるシンクタンク的組織「暮らしの景観研究会」(代表・川端さん)。

案内ちらし。写ってる池は、自然情緒が豊かな岩清水池(新稲(にいな)のスカイアリーナ前のため池公園の少し東側)。
案内ちらし。写ってる池は、自然情緒が豊かな岩清水池(新稲(にいな)のスカイアリーナ前のため池公園の少し東側)。

 

★ “ため池”は、オアシス ★


 市内のあちこちに残る“ため池”の多くは、私たちに潤いと安らぎを与えてくれます。

 

 まさに、市民にとっては“オアシス”ですね。 

市民+農家の協働で誕生した「とんど山桜園」の姿を写す「薩摩池」。
市民+農家の協働で誕生した「とんど山桜園」の姿を写す「薩摩池」。

 

★ 田んぼへ水を安定供給する“ため池” ★

 

 “ため池”は、田んぼでお米を作るための水をためるのが目的。

 

 そのため、農家の皆さんが農業水利組合を作って、山→ため池→農業用水路→田んぼと水が安定して流れるよう“ため池”を守ってます。

途中の“ため池”がとりわけ大切。
途中の“ため池”がとりわけ大切。

 

★ “ため池”は未来に残せるか? ★

 

 “ため池”は、みんなの“宝物”。

 

 でも、箕面の“ため池”は、今、いろんな問題に直面!

 * 宅地化で田んぼが減り、農業面からはいらなくなった“ため池”も・・。

 * 土手の草刈り、池や水路のゴミそうじなど、管理する水利組合さんの負担が増えてます。

 * 水難事故防止にはフェンスが必要、でも人々は近づきにくく・・。
  一方、そのフェンスを乗り越え破って池に入る不心得な人も続出・・・。
 
 果たして、箕面で“ため池”を未来に残せるでしょうか?

 

 今回の「フォーラム」では、市民や水利組合(農家)などが集まり、これらを話し合います。
 今までにない-とても貴重な試みです。

 

◆景観フォーラム「箕面のため池」
   ~地域の宝の再発見・そして未来に~
【日時】3/15(土) 午後2時~4時  (無料)
【場所】中央生涯学習センター(メイプルホール。阪急箕面駅の東南=徒歩5分)
    3階 講座室
【プログラム ~池をとりまく課題と対策~
 ① 箕面のため池(映像で紹介):暮らしの景観研究会
 ② ため池の管理について:水利組合
 ③ 講演「ため池を未来に伝えるために」:大阪府大准教授・加我(かが)宏之さん
 ④ 総合討論・・市民&水利組合(農家)&行政 コーディネーター・加我さん
【主催】暮らしの景観研究会

 

◆同時開催
 「ため池写真展」メイプルホール・ロビー
  (3/15(土)~23(日))

 

                         (NPO 花とみどりの街づくり 事務局)