石澄川 山中の流れでホタルを「発見」!~ 川の魅力アップに朗報

 6/30(日)晩、箕面市・池田市境界の石澄川(いしずみがわ)の山中で、ゲンジボタルが「発見」されました。

 

★ 「空白地域」の調査を敢行 ★

 

 二人の箕面市民(Wさん&Sさん=箕面・生きもの会議(NPO山麓委員会))が、暗闇の中、懐中電灯を頼りに川沿いの山道をたどって調査を敢行、見つけたものです。

石澄川のホタルの合成イメージ写真(現地の昼間の写真を暗くし、ホタルの光のイラストを合成)
石澄川のホタルの合成イメージ写真(現地の昼間の写真を暗くし、ホタルの光のイラストを合成)

 この山中は箕面のホタル調査の「空白地域」で、数年前から調査が課題でした。

 

 今回、2人は池田市畑5丁目の山すその住宅地を抜けて山に入り、石澄の滝の手前の廃屋までの約500mの間で、光って飛ぶホタル11匹をみつけました。
 (晴。午後8:10~8:50。気温24℃、湿度80~85%。調査の結果は、ホタル調査サイト「Coco - Hotal」:http://www.coco-hotal.com/ に掲載)

 

 なお、数年前に石澄川の滝壺(つぼ)でホタルの幼虫を観察しており(Wさん)、生息してるとみられてましたが、それが今回確かめられました。

 

 また、真っ暗な川では、カジカガエルが美しい声で鳴いてました。

 

 

石澄川の山間部のピンが立つ5か所で、今回、ホタルを確認。(「Coco - Hotal」から)
石澄川の山間部のピンが立つ5か所で、今回、ホタルを確認。(「Coco - Hotal」から)

★ 石澄川の魅力資源の一つに・・ ★

 

 石澄川は戦後のある時期まで「飯ごう炊さん」(野外でご飯を炊いて食べるピクニック)などで人々に親しまれてましたが、今ではハイキングコースも石ころだらけで荒れてます。
 
 でも、今回の調査でホタルが飛びカジカガエルが鳴くなど、魅力ある自然が再確認されました。

 

 なお、箕面市側一帯の山は市民の森「教学の森」で、一方、池田市側の山も石澄の滝を中心に都市計画の風致公園「石澄公園」予定地となってます。

石澄の滝:落差25mといわれ、近づくのが難しい「幻の滝」です。 滝の手前を東へ登ると、箕面の六個山(ろっかやま)へのハイキングコースに合流。
石澄の滝:落差25mといわれ、近づくのが難しい「幻の滝」です。 滝の手前を東へ登ると、箕面の六個山(ろっかやま)へのハイキングコースに合流。

【コメント】~下流ではセンダンを中心に水と緑の取組が・・~


 現在、石澄川の下流、箕面川の合流付近(箕面市瀬川)のセンダンの大木を含めた樹林を守り生かす取組が、住民などにより進められています。
 ホタル飛ぶ上流の山間部も滝をはじめ魅力資源があり、公園や市民の森として位置づけられてます。
 

大阪府は「自然と触れ合える水辺の整備を府管理河川の5割程度」で行うとのビジョンを掲げており、石澄川がその一つとなることが期待されます。

 

                                                                                   【プロジェクトみどり事務局】